キャバ嬢をやめたい人が読む話 | キャバ嬢の辞め方と昼職転職先リスト

キャリアカウンセラーがキャバ嬢の退職方法、辞め方、ネクストキャリアの候補先をまとめています。

No:35_キャバ嬢を辞めて議員秘書に転職する方法。

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キャバ嬢を辞めて秘書になりたいというのは、比較的人気があるパターンですが実は、過去のエントリーでも考察してきた通り、秘書といっても色々な秘書があります。

 

そんな様々な秘書のうち、一番なりやすいのが議員秘書というポジションかとも思います。

 

議員秘書というと、ドラマや映画で政治家の先生をサポートする仕事の華々しいイメージがあるかと思いますが、そもそも論として、日本には議員という仕事が実は結構な数存在します。

 

小学校・中学校で勉強をしたことかとも思うのですが、いわゆる国政を国会議員と言われる衆議院参議院以外にも、いわゆる地域密着で活躍されている地方議員という仕事が存在し、地方議員の数を加えると日本で議員という仕事のポジションは約3.5万件存在します。

 

そして、国会議員・地方議員を問わず、議員のポジションというのは夜職と同じく実力の世界であり、またスピード感が求められる流動的なポジションであるため、様々なキャリアの人にとって門戸が開かれているポジションであるとも言えます。

 

そのため、ナイトワーカーのネクストキャリアとして有望な仕事の一つと言えるでしょう。

 

もちろん、キャバ嬢を辞めて議員秘書になるというキャリアには様々なハードルがありますが、それを1つ1つ超えていけるよう考察をしていきたいと思います。

 

■そもそも議員秘書のポジションはどれぐらいあるのか。

 

日本には、議員と呼ばれる仕事に就いている人が概ね以下のように存在しています。

 

 

■国会議員

衆議院465人

参議院議員252人

 

都道府県県議会議員

・約2,600人

 

■市区町村議員

・約30,000人

 

 

 

概ね日本全国で35,000人程度の議員が存在し、多忙な議員の先生をサポートするための秘書の仕事がその数倍は存在すると言えるでしょう。

 

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地方議会も含めると約3,5万人の【議員】が存在する。

議員秘書の仕事は、過去のエントリーで書いたことと同じように、上司である議員先生のサポートです。議員の先生が本業に集中できるように、サポートを行い、また、議員の先生が当選できるよう、選挙活動のサポートを行っていくことが主な仕事になります。

 

■過去エントリー

sleque.hatenablog.com

sleque.hatenablog.com

 

 

 

議員の先生が政治活動に専念することができれば、有権者からの正のフィードバックが得られるはずなので、できる秘書の目安として、上司である議員の先生が安定的に当選できるようにサポートするというのが1つの条件となるでしょう。

 

また、本来、地方議会と国会に差は無く対等な関係ではありますが、地方議会で実績を積んだ議員先生が市町村長や知事、国会議員に立候補するということもあるでしょう。

 

上司である、議員先生を自分のサポートによって出世させていくのが有能な秘書であるとも言えます。

 

※追記。

現実的なパターンとして、地方議会から国会議員になるパターンはあまり無いかもしれません。有名な人だと、菅義偉横浜市議)ぐらい?

 

※追記

国会議員のなり方パターンは世襲や有名人がなるパターンが多いかもしれません。

世襲パターン:安倍晋三小泉進次郎など

・有名人パターン:小池百合子(アナウンサー)・橋下徹(タレント・弁護士)など

世襲でも、有名人でもないパターン:野田佳彦(たぶん少ない)

 

※また、日本では橋下徹、海外の有名どころではアメリカのリンカーン大統領のように弁護士から政治家になるパターンというのはそれなりにメジャーなルートなので、議員秘書になるならば、まず弁護士秘書になる。というルートは確率は低いですがあるかもしれません。

 

■スキャンダルリスクを味方にする。

 

キャバ嬢を辞めて昼職に転職しようという場合、キャバ嬢だったという過去は隠したほうがいいですか?という質問は頻繁にあります。

 

この質問に対しての答えは、逆説的ですが、キャバ嬢であったという過去がデメリットにならない転職先を探しましょうということ以外にありません。

 

確かに、日本の大手企業に就職しようと思った場合、一流大学を卒業した男性であるということは有利に働くことでしょう。そういった世界で働こうと思った場合、キャバ嬢であったという過去はデメリットになります。

 

しかし、政治の力で作るべき世界は、幸せになる努力をした人間が幸せになることができる社会を作ることです

 

どのような境遇であれ、やる気と実力があれば、幸せになることができる、これを示すという政治スタンスで臨む限り、キャバ嬢であったという過去はデメリットにはなりません。

 

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幸せになる努力をした人が幸せになる社会を作ることが政治の仕事だ。

 

事実、夜の世界ではコミュニケーション力や信頼関係構築力など様々なスキルを身に着けることができます。ただ何となくキャバ嬢をしていました。ではダメですが、キャバ嬢をやることで、学んだことが明確にあるならば、それは立派なキャリアになります。

 

幸せになる努力をした人間が幸せになることができる社会を作るという政治信条の先生の秘書をするならば、元キャバ嬢だったというキャリアはデメリットにはなりません。

 

 

議員秘書のデメリット

 

ここまで、キャバ嬢を辞めて議員秘書になる場合について、いろいろと考察をしてきましたが、議員秘書になる場合にはいくつか気を付けておかなくてはいけないことがあります。

 

まず、議員秘書の仕事は本質的に不安定な仕事です。

 

そもそも論ではありますが、選挙で落選してしまうと、議員ではなくなってしまいます。議員でなくなってしまうと給料もなくなってしまうので、秘書を雇うことはできなくなるでしょう。

 

議員秘書は簡単になることができる反面、安定はしない仕事ではあります。

 

そして、特別にお金持ちの議員先生でない場合は、給料が議員先生の給与や公的な資金から出ていることになりますので、お給料も高くは望めないでしょう。

 

例えば、不動産営業の仕事などは、成果を上げたら成果を上げた分だけ、給料を青天井で上げていくことが可能です。しかし、議員先生の給料に上限がある以上、部下である秘書の給料にも上限があります。そのため、本質的に稼ぎにくい仕事であると言えます。

 

そもそも論ではありますが、政治の仕事というのはビジネスではないので、学校の先生や病院のようにお金を目標とはしません。稼ぐということをメイン目的とした場合、短期的には魅力が少ない仕事であると言えます。

 

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選挙かつ公益の仕事なので、不安定で稼ぎにくい仕事ではあるが学べることは大きい。

しかし、議員秘書として身に着けたこと、学んだことは自分自身の中に残ります。そういった意味では安定している仕事であり、学びが大きければ大きいほど、次にビジネスの世界に戻ったならば、大きく稼ぐことができると言えるでしょう。

 

そういった意味ではキャバ嬢のネクストキャリアとして、非常に魅力的な仕事であると言えます。

 

■キャバ嬢を辞めて議員になる。

 

実は、国会議員となると、ハードルは高いですが、地方議会レベルならば、それほど難しくない得票数で当選することができます。

 

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東京区議会など、国会議員でないならば1000票程度の得票で議員になれる。

例えば銀座のある中央区には有権者が11万人住んでいますが、中央区区議会議員で一番少ない票数の議員は801票です。

 

夜の世界で、お客様から名刺や連絡先をいただくことなどはあるかと思いますが、例えば銀座で活躍しているキャバ嬢にとって、800人という数字は大した数字ではないでしょう。

 

もちろん、800人のご贔屓にしていただいているお客様がいるから即当選というわけでありません。しかし、夜の世界で活躍することで、約1000人という規模の人間との強固な信頼関係を構築するということは、実感値として見えてくるかと思います。

 

10000人となると、別なスケールでのマーケティング戦略や広告宣伝戦略が必要にはなってきますが、1000-2000という数値は、数年でのフェイストゥフェイスの人間関係構築として不可能な数字ではありません。

 

■2015年 12月統一地方選挙結果

最低得票数/有権者

・東京都(千代田区)477票/約4.4万人

・東京都(中央区)801票/約11万人

・東京都(台東区)1159票/約15万人

・東京都(渋谷区)1201票/約17万人

 

※少数第1位繰上げ。

※案分→例えば、鈴木さんが2名立候補して、投票用紙に鈴木としか書かれておらず、どちらの鈴木さんか不明だった場合、÷2をして、各候補者は0.5票ずつ獲得することになる。

 

 

 

 

 

■そのほか、少ない票数で当選できそうな場所。

 

奈良県 上北山村 58票/537人

長野県 北相木村 52票/657人

奈良県 黒滝村 71票/724人

 

 

 

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地方だからこその社会課題を地域密着で解決する仕事は非常に重要だ。

 

1000以内程度で当選できる場所は地方を含めて探せばいくらでもあり、地方だからこそ解決しなくてはならない地域密着の問題も沢山あります。

 

 

■キャバ嬢を辞めて議員秘書になる。まとめ。

 

実際、すこし検索すれば議員秘書の求人案件というものは沢山でてきます。そしえ、秘書という仕事に求められる本質的なスキルの一つがコミュニケーションスキルである以上、夜職で活躍できた人にとっては、活躍の可能性が高い仕事であるということができます。

 

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議員秘書、そして、議員というポジションはキャバ嬢の次の仕事として現実的なポジションである

 

また、議員先生の政治理念と照らし合わせれば、もとキャバ嬢であったということ自体をデメリットにしないやり方ということも存在します

 

大切なのは、頑張った人が頑張りに応じて幸せになる社会を作ることであり、これは、政治の世界もビジネスの世界も同じであると言えます。

 

秘書ということへの憧れから秘書をやってみたいという気持ちも当然大切ですが、議員秘書という仕事はキャバ嬢を辞めて取り組む仕事として、現実的に活躍できるポジションとして非常に有望であると言えます。

 

興味のある人はぜひ挑戦してみましょう。頑張る人を社会は必ず応援してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

No:34_キャバ嬢を辞めたいが、家が寮・社宅のため辞められない時はどうするの?

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いい高校に入学して、いい大学に入学して、いい会社に入る。このようなテンプレート的な人生のレールを一度外れてしまうと日本は非常に復帰が難しい国家です。

 

その難しさに拍車をかけているのが家の問題です。

 

外国の人、いわゆる不法入国の労働者の人ではなく、留学生として日本に来たというようなちゃんとした人でも、日本で家を借りるというのはそれなりにハードルが高いです。

 

そして、現実問題として、家がないと、日本ではまともな昼職で働くことがとても難しくなります。

 

さらに、家を借りるためには、保証人が必要だったり、最初にまとまったお金が必要だったりと、越えなければならないハードルが複数存在します。

 

たしかに、夜の世界が、夜職で働こうと考えている女性に対して、寮や社宅をワンストップで完備することで、従業員に対して働きやすい環境を提供しているというセーフティネットの役割を果たしているという事実もあります。

 

しかし、用意された寮・社宅にいるがために、昼職に転職するということが難しくなっているというジレンマも存在します。

 

今回は、キャバ嬢を辞めたいが、家が寮・社宅のため辞められない。というパターンについて考察していきたいと思います。

 

 

■寮・社宅に入りながら転職準備をすることは、とても難しい。

 

前回の、店長から引き留められるパターンと同じ鉄則ですが、転職活動は今の会社には秘密にして行うことがベターです。

 

 

例えば、転職活動では、サインが必要な書類のやり取り等もあり、ポストを使用します。

 

そして一般論ですが寮のポストは個人のポストであっても、会社が見ることができます。

 

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寮のオーナーが個人ポストの中身を見ることは物理的には可能※法的にはNG

 

もちろん、会社が個人ポストを見ることに法的・道義的な問題はありますが、できる/できないで言えば可能です。

 

つい、うっかり他人のポストを開けてしまって、偶然、中の手紙を読んでしまった。という主張をすることは不可能ではありません。

 

転職活動をしているということが、公になった場合、以前のエントリと同じく、お店は全力で食い止めにくることでしょう。

 

また、線引きが難しいところではありますが、寮や社宅という会社のリソースを使用しながら転職活動をすることは、仁義の無い話でもあります。

 

また、憲法に保障された通信の秘密の違反にもなるのですが、会社がその情報を入手しようと思えばできてしまうというオペレーションは上手な手とは言えません。

 

例えば、昼職で個人情報をUSBに入れて持ち帰る途中で無くしてしまう。というような不祥事が頻繁に発生しますが、そもそも、USBに入れなければ漏洩のしようがありません。

 

何かオペレーションを作る際には、注意してミスの無いようにするということではなく、そもそもミスを起こすことができないというオペレーションがよいオペレーションであると言えます。

 

昼職転職活動も同様で、会社にバレることがそもそも無い。という作戦を立てる必要があります。そのためには、寮や社宅に住むことは、仁義的にもオペレーション的にも良くないということがいえます。

 

つまり、転職活動は秘密裏に行うことが原則である以上、昼職に転職をしようと思った場合、まず、自分だけの家に住む必要があると言えます。

 

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何をするにも、まずは、貯金が大切。

 

そして、そのためには、貯金が必要でしょう。家を借りる際にはそれなりに大きなお金が必要です。

 

■家を借りる障害は2つ

 

日本では、原則的に保証人がいない場合、家を借りることができません。また、定期的な固定収入が無い場合はさらに家を借りることが難しくなります。

 

そのため、以下のパターンに分けて個別に問題を解決する必要があります。

 

 

■保証人の問題

・保証人がいなくても借りられる家を探す。

・保証人を代行してくれる人(組織)を探す。

 

 

 

■定期的な固定収入の問題

・定期的な固定収入が無くても借りられる家を探す。

 

 

 

 

■保証人がいなくても借りられる家を探す。

 

今はインターネットで調べればわかる時代なので、検索すれば出てきます。大家さん的にはリスクが高い契約なので通常の賃貸よりも割高にはなります。

 

■保証人を代行してくれる人(組織)を探す。

 

個人的な人脈で保証人になってくれる人を探すことができない場合、保証会社を探す必要があります。保証会社の場合、営利目的で行っているところと、非営利で行っているところがあります。

 

お金が無い場合は非営利で行っている組織を探す必要があります。保証人、NPOなどのキーワードで検索をし、相談に行ってみましょう。きっと力になってくれると思います。

 

お金がある場合は株式会社などの営利団体に依頼することもできます。

 

結局のところ、手間とお金はトレードオフの関係になります。

 

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非営利で【保証】をサポートしてくれる組織も存在する。公的機関等に相談することも有効。


■定期的な固定収入が無くても借りられる家を探す

 

これも、同様に調べるだけです。前述の住居支援NPOなどが併せて行っている場合があります。お金が無い場合は、非営利で住居支援をしている組織を探すことが必要です。

 

結論としてはお金を使って手間がかからない方向を選ぶか、自分で行うことでお金をかけないかということです。この場合も、お金と時間・手間はトレードオフの関係になっていると言えるでしょう。

 

相談だけなら無料でできる場合が多いです。自分で行ったとしても、相談をしながら行えば、手間や時間はかかりますが、大間違いをすることは無いはずです。

 

そのため、お勧めなのは、相談をしながら、自力で行うことです。

 

やるべきことは、絞り込めば、以下の3つしかありません。

 

・保証人がいなくても借りられる家を探す。

・保証人を代行してくれる人(組織)を探す。

・定期的な固定収入が無くても借りられる家を探す

 

また、大変かもしれないのですが、自分でやりきったという経験は大きな自信になります。

 

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【やりきった。】ということは大きな自信になる。

 

昼職も夜職とは異なる様々な大変さが存在します。その大変さを乗り越えるためにも、家探しを自力でやりきったという経験は役に立つでしょう。

 

労力を惜しまず行うことで、お金は相当節約できます。

 

■保証人の問題に関して、内定後のハードル

 

実は、保証人というのは、昼職転職時にも必要になる場合があります。

 

具体的には入社時です。一般的に昼の仕事では入社時に保証人を求められます。信用照会先と言ったりもします。

 

ここは、昼職の企業によって異なるので、連帯保証人のように重いものから、信用できる人かどうかを聞くだけの簡易なものまで様々です。

 

若い人が就職する場合、通常は両親などの血縁者が保証人になる場合が多いのですが、訳ありで夜職をしている場合、両親がいない場合、疎遠になってしまっている場合など、保証人が見つからない場合があるでしょう。

 

だからこそ、昼職に転職する際には、自分が夜職出身であることを正直に言っておく必要があります。

 

なぜなら、自分がナイトワーク経験者であることを事前に伝えておくことで、何かしらの柔軟な対応をお願いしやすくなるからです。

 

もちろん、自分の過去を隠しながら就職すると、仕事に対してパフォーマンスが低くなってしまうということは確かにあります。

 

しかし、それと同じぐらいナイトワーカーの昼職転職に於いて重要なのは、雇用契約締結時の保証人の問題であるとも言えるでしょう。

 

特に、訳ありで夜職をしていた場合、保証人の確保が非常に難しいです。しかし、事前にナイトワーカーであることを伝えておくことで、保証人の部分に関して、企業側に柔軟な対応のお願いをしやすくなる可能性は上がることでしょう。

 

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面接時の書類に嘘を書くことは絶対にNG

 

そもそも、面接の際には今までの勤務先をお伝えすることは必須です。

 

確かに、軽微なバイトなどは、時と場合によっては割愛するということも確かにあります。しかし、ナイトワークで学べることは多く、むしろ、それをセールスポイントにすることによって、昼職人生で活躍できる可能性は高まります。

 

 

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面接では、ナイトワークで学んだことを正々堂々と言うことが大切。

 

過去の事実を変えることはできませんが、経験に対しての意味付けは自分次第で変えることができます。

 

是非、面接の際には、ナイトワークで学んだことを使って活躍ができるという自己PRをしていきましょう。

 

昼職の会社さんは、どの会社さんでも、活躍して働いてくれる人を探しています。

 

 

 

 

No:33_キャバ嬢を辞めたいが、店長に引き留められる時はどうするの?

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働く人にとって、一番大切なのは、自分の人生を楽しく生きることです。もし、今の人生があまり楽しくなくて、その原因が今の仕事にあるのだとしたら転職をすることは全く問題はありません。

 

会社や組織の目指す方向と自分の目指す方向にズレが発生するのは、よくあることです。

 

もちろん、単なる逃げではなく、考えた上での結論であることが必要です。

 

そして、従業員である自身にとって、会社の進んでいる方向を変えることは基本的にできません。そういった時に従業員が取る選択として転職というのは寧ろ当然のことです。

 

夜の仕事も、本質的には昼の仕事と違いはありません。自分自身が夜の仕事をしていて、何となく閉塞感、充実していない毎日が続くとしたら、夜職を辞めるタイミングなのかもしれません。

 

しかし、いざ、夜の仕事を辞めようと思っても、店長やお店の人に引き留められ辞めることができない。ということはよくあります。

 

これも、昼の仕事と同じです。退職の相談に行ったら引き留められてしまい、辞めることができなかった。という話は別段珍しくありません。

 

良くないのは、そこで会社側から説得されて、本当は辞めようと決断したにも関わらず、惰性で夜職を続けてしまうことです。

 

いわゆる、仕事に対して責任感がある人ほど、引き留められると、つい決断が鈍るという傾向が強いと言えるでしょう。

 

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責任感が強い人は、引き留められると、残留してしまいがち?



もちろん、仕事に対して責任感が強い人だからこそ、お店の人は退職を止めたいということではありますが。

 

しかし、現在、仕事に対して閉塞感を持っており、人生に対する充実感が無く、その原因が今の仕事にあり、現在の仕事を続けながら解決することができないのならば、現状を変える必要があります。

 

今回は、キャバ嬢を辞めたいが、店長やお店の人に引き留められ、辞められない。という場合、水商売女子が、今よりも充実した人生を過ごすためにどうすればよいかを考察していきたいと思います。

 

現状維持バイアスを克服する。

 

まず、認識しておきたいのは、現在続けていることを変えるということは、物凄くパワーが必要だということです。

 

心理学の用語ですが、人間には現状維持バイアスというものが存在し、「現在」行っていることを変えることに猛烈な拒否反応を起こします。

 

仕事の話ではないですが、例えば恋人と別れようと思っていても、つい何となく惰性で付き合い続けてしまうということはないでしょうか。そういった心理的傾向のことを現状維持バイアスと言います。

 

現状を変えるには、現状維持バイアスを超えなくてはなりません。それに必要なことは自己確認です。

 

つまり、キャバ嬢を辞めようと思ったら、「自分は本当にキャバ嬢を辞めたいのか」ということを再度確認することが必要になってきます。

 

ここが不十分ですと、現状維持バイアスを超えることが難しいでしょう。

 

夜の世界、それ自体にいいも悪いもなく、また、夜の世界では学べることも多く存在します。続けるのか、辞めるのか、を明確にしておかなければなりません。

 

もし、辞めようと思うならな、辞めたい、という迷いの無い決断が必要です。決断は行動にパワーを与えてくれます。

 

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現状維持バイアスを克服するには、決意を固めることが必要だ。


そして、行動に対して、矛盾の無い理由を確認することで、決意と覚悟が固まり現状維持バイアスを超えることができるようになります

 

■キャバ嬢を辞めるためには自分の上司に辞めますと言う。

 

実は、キャバ嬢を辞めることは非常に簡単です。電話でも出勤時の対面でもメールでも構いませんので、以下の文章をそのままお伝えしましょう

 

私、〇〇は一身上の都合で〇月〇日をもって退職します。

※日付は14日以後。

 

しかし、重要なのは円満退社をすることです。一方的に退職をしますということは、円満退社にならない可能性が上がるのでお勧めはしません。

 

自分の意志をはっきりと伝えることは大切ですが、退職は円満にしなくてはなりません。

 

また、もしここで、損害賠償請求するぞ!というような法律の話になった場合は速やかに弁護士の先生に相談しましょう。

 

お店との契約が有期雇用契約だったり、業務委託契約だったりする場合は本当に損害賠償が発生する場合があります。

 

詳しくはケースバイケースでの法律の話なので、ここで無責任なことは書けないのですが、現実問題として本当に損害賠償請求が成立するケースはほとんど無いはずなので、特段心配をする必要はありません。

 

後段の弁護士先生に相談するパート。を確認してください。

 

法律の話は法律の専門家に依頼するべきです。

 

このブログでの繰り返しの話になるのですが、夜の世界で学べることは多いです。そのためキャバ嬢を辞める場合には、自分を育ててくれた夜の世界への感謝を忘れてはなりません。

 

人によってはいい思い出が無い場合もあるかと思いますが、悪い思い出であっても、それを通じて学べたことはあったはずです。というよりも、どのような出来事からでも学ぶことができる人が人材の市場価値は高いです。

 

是非、今回の記事から、キャバ嬢を辞める際のお店との交渉においても、いろいろと学びとって、自身の市場価値を上げる参考にしてみてください。

 

■「辞めます」というためのパワーを貯める

 

前述の通り、人間には現状維持バイアスがあるため「辞めます」と言うことには多くのパワーが必要です。そして、多くのパワーを貯めるためには、そのパワーを阻害するものを無くす必要があります。

 

そのために、役に立つのは、次の仕事を決めておくことです。

 

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昼職の内定は、現用維持バイアスを超える大きな助けになる。


人間、次が決まっていない、将来の見通しが立たない状態というのは不安になります。だからこそ、その不安を取り除く必要があり、そのためには、次の仕事を決めておくことが大切です。

 

夜の世界で学べることは色々とあり、その中には昼職で活かすことができるスキルも多く存在します。もし、キャバ嬢を辞めて昼職に行こうと思ったら、まずは先に昼職で内定を取っておくことが大切です。

 

もちろん、夜職で働きながら昼職の転職活動をすることは体力的にも非常に大変です。しかし、ここはやるしかありません。そして、働きながら転職活動をするということ自体は、夜職の人であれ、昼職の人であれ、皆がやっていることです。

 

私自身、夜勤の仕事をしながら、昼の仕事への転職活動をしていたことがありますが、体力的に非常に大変でした。

 

睡眠時間の少ない日が数ヶ月も続きましたが、現状を変えるためには、転職しかないと考え継続し、無事、より楽しく、充実した日々を手に入れることができました。

 

大切なのは、やると決めたことを継続することです。ぜひ、現状維持バイアスに負けず頑張っていきましょう。

 

■ピンチの時に逃げない人材が市場価値の高い人材

 

この話も繰り返しですが、働くうえで大切なのは、会社組織からの評価ではなく、市場、すなわちマーケットからの評価です。そして、マーケットからの評価が高い人材の一つにピンチの時に逃げない人材というものがあります。

 

大企業の偉い人であれ、失敗を部下のせいにして責任逃れをしている上司に価値はありません。重要なのは、自分が起こした事態に対して、自分で責任を取り、逃げずに行動をすることです。

 

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ピンチの時に逃げない人材の市場価値は高い。



そのため、大変かもしれませんが、退職の手続きは自分で行う必要があります。なぜなら、昼職で活躍できる人間というのは大変なことでも逃げずに自分でできる人間だからです。

 

突然飛ぶ人材は、ピンチの時に逃げる人材として人材価値は非常に低くなってしまいます。辞めますと言うとは非常にストレスのかかる行為です。しかし、このストレスを乗り越えることで、市場価値は大きく上がり、昼職で活躍していく上での大きな自信に繋がります。

 

「辞めます」と店長さんに言うことは、非常に大変なことです。しかし、それを自分でやることが大きな自信になります。壁は超えられる人の前にしか現れません。ぜひ、挑戦してみましょう。

 

■一人では手に負えない場合。

 

自分で自分の自尊心を削ぐことをするのは良くないことです。

 

昼職に転職する際も、夜でキャバ嬢として学んだことや、キャバ嬢であった自分に対して、決して悪口を言ってはいけません。それは、今までお世話になったお店の人や同僚、ひいては自分自身に対して悪口を言っていることと同じです。

 

夜の世界で学んだことを活かしてネクストキャリアで活躍する。通常でしたら、夜のお店の人も、この目標は応援してくれることと思います。悪いことではないので、自分を育ててくれた夜の世界への感謝と共に、堂々とした態度で臨みましょう。

 

しかし、世の中には、今のことだけを考えて動いていたり、物事を論理的に考えられない人がいることも事実です。また、反社会勢力が絡んでいたり、労働契約が特殊な場合なども存在する可能性もあります。

 

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恐怖や威嚇によって退職を止められる場合は法的な対応も必要。

 

威嚇や恐怖やよくわからない理論によって、どうしても辞めさせてくれない場合もあるかもしれません。こういった場合は一人で何とかすることは非常に難しいでしょう。

 


その時に、だれかに手伝ってもらうことは全く問題ありません。

 

具体的には、弁護士の先生です。弁護士の先生も仕事なので、実際に相談するとお金がかかってしまいます。しかし、相談の前段階としての見積りの依頼ならば、お金はかからないこともあります。

 

これこれ、こういう相談をしたいのですが、幾らかかりますか?という質問でしたら、見積りの依頼ですので、相談ではありません。

 

また、自治体などが無料での法律相談を実施している場合もあり、その場合は自治体が費用を持ってくれる場合もあります。

 

そのほか、NPO団体などの助けを借りるのもよいかもしれません。

 

つまり、お金をかけずに行う方法はあるということです。まずは、調べて、行動するということが突破口になります。

 

 

■キャバ嬢を辞める相談をしてはいけない相手。

 

もちろん、相談してはいけない人がいます。それは、お店の人と同僚のキャバ嬢です。

 

お店の人に相談した場合、その話は100%店長に行きます。

 

店長に伝わった場合、店長はほぼ確実に引き留めに来ることでしょう。引き留めに来ない場合もあるかもしれませんが、それはそれで、自分自身がみじめになります。つまり、お店の人に相談するメリットがそもそもありません。

 

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親しい同僚であっても退職の相談はしないほうがよい。



同僚の人も同様です。深刻な相談を受けてしまった場合、対応に困るでしょう。また、ビジネスの問題なので、従業員として店長に報告をする必要もあります。

 

結果的に辞めなかった場合、お騒がせな人、つまり狼少年的な立ち位置になってしまい、職場に居ずらくなってしまいます同僚のキャバ嬢に相談するメリットもそもそも存在しません。

 

中学や高校の時、部活を辞める辞める言っていた人はいなかったでしょうか?それと同じような目で周囲から見られます。

 

人生に対する相談は問題ありませんが、退職の相談はお店の関係者に言うことはメリットがありません。

 

夜のお店という現状に対し、夜職を辞めるという意志を固めたら、確実にやりきることが大切です。

 

 ■店長に引き留められ、辞められない場合のまとめ

 

現代において、どのような会社でも退職は普通の事です。当事者にとっては大きな決断ですが、お店はあくまで経営のプロです。

 

経営のプロにとっては、人材が退職するということは、当然のように想定しておかなくてはならないリスクの一つです。

 

経営者にとって従業員の退職は、キャリアアップのためのポジティブな退職以外にも、医療や身内の看護・介護などは当然に考えておかなくてはならないことです。

 

経営者としては、想定の範囲内ですので、そこに遠慮は不要です。

 

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ポジティブで前向きな退職は社会が応援してくれる。

 

むしろ、ポジティブな退職を応援することは、成長できる夜のお店としてよい評判が発生し、貴方のような責任感のある素晴らしいキャストが沢山働いてくれる良い店に発展をしていくことでしょう。

 

もちろん、お店を困らせるという幼稚な理由のために従業員が退職することは絶対にいけません。しかし、大人が真剣に考えた上でのポジティブな理由での退職は本質的に応援されるべきものです。

 

お店や夜の世界への感謝の気持ちは大切ですが、深刻にならずに粛々と実行していきましょう。

 

夜の世界での現状に閉塞感を感じる自分がいて、より充実した人生を送るために昼職への転職が必要だとしたら、ぜひ、行動してみましょう。

 

ポジティブで前向きな行動は、社会が応援してくれます。

 

 

 

No:32_キャバ嬢を辞めて結婚する、専業主婦になる。キャバ嬢はどんな男性と結婚できるの?

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ひと昔前、具体的にはバブルが終わる頃ぐらいまで、女性の年齢はクリスマスケーキと同じと言われていました。

 

24日(24歳)までに貰い手がいなかったら、捨て値でもよいので引き取ってもらう。という意味です。

 

実際、昔は女性の進路というは、高校を卒業したら短大に行き、企業に勤める男性のお嫁さん要員として、事務職、銀行窓口になる。など、選択肢が非常に限られていました。

 

事実上、女性が経済的に男性に依存せずに生活していく方法は学校の先生などの公務員か保母さん、看護婦になる。あとは、物凄く頭の良い人が外資系企業や医師になるというぐらいしか存在しなかった時代がありました。

 

そのため、こういった価値観、言葉が出てきたのかとも思います。

 

やや極端な言い方ではありますが、そういった時代の中では、事実上、お嫁さんにならなくては生きていくことができませんでした。

 

また、そういった時代のため、結婚も周りの引き合わせによって行われており、自由、すなわち市場は形成されてはいませんでした。

 

結婚は、親の仕事や行った学校といった、社会的階層に基づいた相手と適当な年齢でいつの間にか結婚している。というようなことも珍しくはありませんでした。

 

人間の移動も今ほど活発ではなかったので、地元の高校を卒業した後、地元の工場に事務員として就職し、地元の男性と結婚し、一生地元から出ないという人生も多かった時代です。

 

しかし、比較的最近の話ではありますが、現在では女性が実力次第でキャリアを積むということは普通の時代であり、結婚相手も市場の中から自分で自由に選ぶという時代になりました。

 

もちろん、自由ということは、何でも自分で決めなくてはいけないということでもあります。いい高校に行って、いい大学に行って、いい会社に入り、その会社にいる人と結婚する、というレールの上を走ることが得意だった人にとっては苦痛な時代でしょう。

 

現在の非婚化・晩婚化の一端はここにあるとも言えます。

 

反面、自分で自分の道を切り開くことができる人にとっては、現代という時代は非常に生きやすい時代です。

 

そして、自分の道を自分で切り開いていく場合、そこには必ず市場が存在するので競争原理を攻略しなくてはなりません。

 

仕事も結婚も、相手に選ばれるという制約が存在する以上、マーケットの競争原理の制約を逃れることはできないでしょう。

 

そして、マーケットの中で生き抜いていくためには、マーケティング戦略が必要です。

 

遊びの恋愛ならば、しょせん遊びですが、結婚となると市場原理が働きます。そして、市場原理が働く世界では、不釣り合いな取引は成立しません。

 

今回はキャバ嬢を辞めて結婚するための方法。キャバ嬢を辞めて専業主婦になるというキャリアを考察してたいと思います。

 

 

■結婚相手を選ぶ為の判断軸

 

基本的に市場化された結婚マーケットでは、結婚相手を選ぶ軸は年齢と収入(現在の仕事)しかありません。

 

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女性が男性を見る判断軸は「仕事」と「年齢」が基準になる。

 

性格の合う、合わないなどは非常に重要ですが、それは年齢・収入(現在の仕事)といった1次審査を超えたあとに判断することで、年齢と収入(現在の仕事)が大きく離れている場合は、そもそも選択肢に上がることはないでしょう。

 

そして、結婚適齢期の男性の仕事(収入)は、概ね既に決着がついています。

 

もちろん例外はありますが、例外を探すというのは戦略ではありません。前に進むためには運や希望ではなく、確率で動く必要があります。

 

■婚活市場での1次審査

※これが合わない場合は、そもそも選択肢にならない。

 

1:仕事(収入)

2:年齢

 

 

■どんな仕事の男性を狙うか。

 

仕事の種類は沢山ありますが、仕事という点において、女性が男性を選ぶポイントは1つしかありません。ルールを作る仕事をしているか、ルール通りに進める仕事をしている人かどうかです。

 

 

■ルールを作る仕事

※このブログで過去に紹介しているような仕事。40歳、50歳になっても働くことができるスキルを身に着けることができる仕事のこと。判断が求められる仕事でもある。

※会社が明日潰れても、自分の力で次の仕事を見つけることが可能。また、クリエイティブな仕事のため、仕事を面白いと思っている人が多い。

 

■ルール通りに進める仕事

※マニュアル通りに動く仕事。個人の技量によっての差異が少ないため、時給で働く人が多い。機械の方が安くなった瞬間に機械にポジションを奪われる。また、仕事への熟練度があまり意味をなさないのであまり給与は上がらない。

※判断をすると、判断するのは仕事ではないと言われる。

 

 

 

男性の現時点の収入はそれほど重要ではありません。しかし、男性が今後、どのような仕事をする人になるかどうかを見極めることは非常に重要です。

 

例えばコンビニのバイトは典型的なルール通りに進める仕事です。コンビニのバイトをしていても、給与は上がりませんしかし、コンビニの仕事をしながら優れた流通システムや、物販ビジネスについて学んでいる人は将来的にルールを作る側の仕事に就くでしょう。

 

ルールを作る仕事と、ルール通りに進める仕事、収入という面では、確かに差があるでしょう。しかし、本人が充実していると思えていれば、どちらの仕事もよい仕事であると言えます。

 

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「ルールを作る仕事」か「ルール通りに働く仕事」なのかの確認が重要

 

大切なのは、結婚相手を選ぶ際に、読み違えをしないことです。ルールを作る仕事をしている人だと思ったらルール通りに進める仕事をしている人だった。これは明確に読み違えであり、良くないことです。その逆も勿論そうです。

 

そして、忘れてはならないのは、同じような目で男性からも見られているということです。

 

キャバ嬢としての仕事に臨むマインドはルールを作る仕事をしている人としてでしょうか、それともルール通りに進める仕事をしている人でしょうか。

 

ここにギャップがある限り、相手となる男性から選んでもらうことは難しいでしょう。

 

■どんな年齢の男性を狙うか。

 

どんな年齢の男性を狙うかという戦略も1つしかありません。それは、同世代か男性が極端に上かです。現実的に女性の年齢が極端に上というパターンは少ないでしょう。

 

 

■どんな男性を狙うのかのパターン

 

1:同世代の男性を狙う

2:すごく年上の男性を狙う

 

 

 

年齢を考える上で重要なのは、子どもの有無です。確かに、男性は何歳になっても子どもを作ること自体はできます。

 

しかし、奥さんと子育てを通じて一緒の時間を過ごすという点で、年齢差は大きく影響します。

 

■同世代の男性を狙う場合

 

結婚するなら、同世代の男性がよい、と思った場合、次は同世代の男性から選ばれる女性になることが必要です。

 

ここで、ようやく価値観の一致の話が出てきます。

 

自分が好きな物や、自分が価値があると思っている物は、パートナーにも好きになってもらいたいと思うことでしょう。

 

例えば、自分が子どもが好きならば、パートナーも子どもが好きであってほしい。などです。

 

そのため、専業主婦志望の女性は、社会人男性と結婚する場合、ここでハードルが上がります。

 

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【価値観の一致】楽しく働いている男性は、パートナーにも楽しく働いてほしいと考える傾向がある。

 

なぜなら、社会に出て働いていることに価値を感じている男性は、愛する人にも社会に出て働くことの価値を感じてほしいと考えるからです。そのため、専業主婦をやりたいという人を結婚相手には選ばない傾向が強いです。

 

実際、夜の仕事をしていました。ということ自体を気にしない男性は多いと思います。しかし、結婚後も夜の仕事をするとなると、さすがに気にする男性は多いことでしょう。

 

つまり、キャバ嬢が同世代の楽しく仕事をしている男性と結婚するためには、夜職を辞めて、昼職への転職をする必要があります。

 

専業主婦になるというルートからは外れますが、社会に出て働くことが好きな同世代の男性から選んでもらうためには、自分自身が昼職で充実して働いている女性になることが重要でしょう。仕事自体は何でもよいとは思いますが、昼職で働いているということは大切です。

 

もちろん、社会に出て働いている自分を好きではないと思っている男性ならば、奥さんに対しても社会に出て働くであるという生き方を求めないかもしれません。

 

その場合の相手は、社会に出て働いている自分を好きではない男性。となります。

 

 

 

■同世代の働いている男性は2種類しか存在しない。

 

1:楽しく働いている男性

→社会に出て働いている女性を好む(価値観の一致

夜職経験者であることは気にしないが結婚後も現在進行形で夜職はNGな場合が多い

 

 2:つまらないと思いながら働いている男性

→社会に出て働いていない女性でもOK(価値観の一致

 

 

 

あくまで、価値観の一致というキーワードに基づくロジックの話であり、例外はいくらでもあると思いますが、仕事を楽しいと思っている男性から選んでもらうには、自分自身も昼職で活躍していることが有利に働くでしょう。

 

 

■すごく年上の男性を狙う場合

 

働くことに対しての価値観の一致をクリアする方法としては、すでに働き終わった年齢の男性を狙うことです。具体的には60歳前後の男性です。

 

男性側は、ほとんど働き終わっているので、働くということに対しての価値観の一致もそれほど必要としません。

 

しかし、この場合、同じ時間を共有して子どもを育てる。ということは現実的に難しいでしょう。

 

すぐに子どもを授かったとしても、子どもが小学生の時、男性は70歳、成人式で80歳です。奥さんが旦那さんの介護をしながら子育てをするということも現実的に考えなくてはなりません。

 

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夫の介護や未亡人として自分をリアルに考えることが必要

 

また、男性が公務員や企業勤めの場合、すぐに定年退職・嘱託勤務になります。収入は大きく下がるため「奥さんは専業主婦で働かない」ということは難しいです。

 

医師や弁護士や(雇われではない)社長ならば、仕事という点での定年は無いですが、それでも、体力的に働く量は減るでしょう。

 

■年の差婚の例

 

1:結婚時 男(60)・女(30)

 

2:子ども小学校入学 男(66)・女(36)・子(6)

※夫は定年。会社勤めの場合、給料は大きく減る。専業主婦である経済的な余裕はなくなる

 

3:子ども小学校卒業 男(72)・女(42)・子(12)

※夫が現実的に介護が必要になる。

 

4:子ども高校卒業→男(78)・女(48)・子(18)

※夫は後期高齢者

 

 

重要なのは、なんのために結婚(事実婚)するかということです。例えば、高須克弥さんと西原恵理子さんは事実婚?で幸せそうです。しかし、推測ですが、ここに、一緒に子育てをしよう。という理由は無いと思います。

 

おそらく、二人の幸せな時間を共有ということでしょうか。

 

年の差婚をする場合は、確かに、仕事に対する価値観の一致が求められなくなるので、専業主婦になりやすいです。

 

しかし、その分、何のために結婚をするのか?という現実をリアルに考えておく必要があります。

 

もし、子育てをするこというとが目的ならば、現実問題として、夫の定年後の経済的なこと、と、夫を介護しながら子育てをするということを考えておかなくてはなりません。

 

 

仕事に対する価値観の違いが重要ではない人というのは、現実的にすでに働き終わった人のことです。かなりの年齢差があるはずです。老いに対して同じ時間を共有するということは、かなり難しいでしょう。

 


■キャバ嬢を辞めて専業主婦になるハードル

 

最後にはなりましたが、ここでは専業主婦を社会に出て働いていない人と定義をしています。電化製品が進歩した現代ではありますが、主婦の仕事というのはそれなりに大変ですので、専業主婦は働いていない人という意味ではありません。

 

そして、キャバ嬢を辞めて専業主婦になることは、いくつかの超えなくてはならないハードルが存在します。

 

まずは、旦那さんの価値観です。旦那さんが、社会に出て働くことがあまり好きではない。という考えの人ならば、専業主婦(社会に出て働かない)という価値観にも同意してくださる場合はあると思います。

 

しかし、楽しく仕事をしている人と結婚しようと思うならば、価値観の一致という観点から、専業主婦はあきらめ、そして、昼職の仕事に就くことが重要でしょう。

 

もちろん、すでに働き終わった人、つまり、60歳前後の人とならば、働くということに対しての価値観の一致は、あまり重要ではないので、専業主婦になることはできるでしょう。

 

しかし、この場合は、旦那の介護、引退後の経済的な問題、クラスメートのおじいちゃんの年齢と自分のお父さんの年齢が同じ、といったようなことを事前に把握しておく必要があります。

 

■まとめ

 

私としては初めからの専業主婦狙いはお勧めしません。なぜなら、夫婦共働きから専業主婦になることはいつでもできるからです。

 

初めから専業主婦になることは、可能性を狭めるだけです。

 

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まず昼職に就くことが、可能性を広げるには重要である。

 

まずは、結婚をして、それからのことは、その後考えるこということが、一番多くの選択肢から自分の人生を選ぶことができます。

 

そのためには、まずは昼職に転職することが一番重要でしょう。

 

夜の仕事で学べることは多いですが、結婚、専業主婦ということを視野に入れた場合、昼職にキャリアチェンジするということが、一番、多く、選択肢の幅を持つことができます。

 

このブログは引き続き更新を進めていきますので、ぜひ、いろいろな仕事に挑戦してみてください

 

頑張る人を世の中は必ず応援してくれます。