キャバ嬢をやめたい人が読む話 | キャバ嬢の辞め方と昼職転職先リスト

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No:7_キャバ嬢を辞めてパーソナルカラー診断士に転職する。

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皆さんは、もし、似合っていない服を着ている人に会ったら、そのことを言うことができますか?

 

本人の為にはならないかもしれないのですが、明らかに似合わない場合であっても、それを教えてあげることは、トゲが立つので、なかなか難しいでしょう。

 

しかし、他人のためにも、自分のためにも、せっかくなら、服は似合うものを着ていたほうがよいですね。

 

自分自身に似合う服を着ていることは、自分のためにも、他の人のためにも良い影響を及ぼします。

 

しかし、世の中には、自分に対して似合わない服を着てしまっている人も大勢います。

 

自分に似合う服を着るということは、一つの特殊技術です。

 

そして、その特殊技術は自分で気が付いて改善しながら習得しく必要があります。

 

パーソナルカラー診断士の仕事は、その習得のサポートをしていくことと言えるでしょう。

 

学術的な体系に裏付けられた方法論に基づいて、お客様の外見的魅力を高めることから出発し、お客様の人生をよりよいものにしていくことが、メインのミッションです。

 

今回は、このパーソナルカラー診断士という仕事を深掘りしていきましょう。

 

■パーソナルカラー診断士に向いている人。

 

実は、洋服、靴、アクセサリーなど装飾品が似合うかどうかは、学術的な裏付けのもと、かなり解明されています。

 

皆さんの周りにも、なんとなくセンスのよい人や悪い人がいることでしょう。

 

服のセンスの悪い人にとって、服のセンスが良くなりたい、というニーズは確実に存在します。

 

ニーズがある所にはビジネスが存在します。

 

ニーズを期待以上に満たして、自分の魅力を自分で引き出すことができるようサポートしていくことがパーソナルカラー診断士の仕事になります。

 

ナイトワーカーとして、3年4年生き残ることができているのならば服のセンスは決して悪くはないはずです。

 

水商売の世界で生き残るのは非常に大変なことです。若いだけ、親からもらった顔だけ、では生き残ることはできません。

 

キャバ嬢として仕事をしていくには、必ず何かしらの努力が必要です。

 

なんとなく感覚で服を選んでいる人は、まずはパーソナルカラーについて勉強してみましょう。

 

勉強することで、いままでなんとなくやってきたことが、すっきりと理解できます。さらに、学んだ知識は、アウトプットして経験に変換していく必要があります。

 

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パーソナルカラー診断により科学的に似合う服を選ぶことができる。

 

毎日の服選びに、何故その服を選んだのか、もしくは、服のセンスの良い同僚のナイトワーカーやプライベートでの友達が、何故センスがよいかを考えてみましょう。

 

パーソナルカラー診断士に向いている人は、こういったことをめんどくさがらずにできる人ということができるでしょう。

 

 

好きこそものの上手なれ。ともいいますが、ビジネスの世界は基本的に常に努力が必要です。

 

そのためには、嫌いなことや興味のないことを仕事にするよりも、好きなことを仕事にしたほうがよいでしょう。

 

もちろん、好きなことであっても、仕事として行うとは大変です。しかし、嫌いなことを仕事するよりは豊かな人生になるでしょう。

 

人とお話をすることが好きな人でも、水商売の世界で5年、10年やっていく中には、仕事に行きたくない時も沢山あったと思います。

 

しかし、今は、農民の子は一生農民のまま、という時代ではありません。自分の生き方は自分で決めてよい時代です。

 

大切なのは楽しく人生を過ごすことです。頑張ることは絶対に必要ですが、折角なら、嫌いなことではなく、楽しく働ける仕事で頑張ってみましょう。

 

オシャレの理由を考えることが嫌いではない人にとって、パーソナルカラー診断士の仕事は向いている仕事だと言えるでしょう。

 

 

■パーソナルカラー診断士になるには。

 

学術的に裏付けされた再現性のある方法だからこそ、勉強はしっかりとする必要があります。

 

そして、実は、勉強で行うことは2つしかありません。それはインプットとアウトプットです。

 

インプットに関しては、書籍、スクール、弟子入の3パターンに収斂されます。

 

この中でお勧めなのは、弟子入りして学ぶことです。なぜなら、書籍・スクールの場合、貴方はあくまでお客様であるのに対し、弟子入りは、自分が金をもらって行うからだ。

 

お金を貰うということは、行いに対して責任を持つということです。

 

だからこそ、学習の真剣さが全く異なります。

 

責任を持って行動する人間と、責任無く行動する人間とでは成長のスピードが全く違います。

 

もちろん、書籍やスクールで覚えたことを使って、いきなり自分で行うというのもアリです。

 

要は、真剣に取り組める方法で勉強するということです。

 

そして、真剣にやったことだけで満足をしないことが大切です。

 

ビジネスの場合、良いか悪いかは常に市場(マーケット)が決めます。

 

真剣にやったとしても、世の中がお金をくれないのならば、それではビジネスとしては不十分と言えるでしょう。

 

■どうやって稼ぐか。

 

パーソナルカラー診断士のビジネスのスタイルは、顧客に対してカウンセリングをすることで対価を得るというスタイルです。

 

基本的には、カウンセリングをしているその瞬間だけ世の中に対して価値が発揮されています。

 

この点においてパーソナルカラー診断士は本質的には時給で計算できる労働集約型のビジネスです。

 

では、ざっくり年収400万円を稼ぐためにはどうすればよいでしょうか。

 

時間は有限なので、時給ビジネスならば、時給をいかに高めていくかということに集中する必要があります。

 

1年間365日のうち、週休2日だとすると祝日を除くと稼働日は約250日程度です。

 

つまり、1日あたりの目指すべき金額は日当1.6万円となります。

 

ただし、これは利益としての目安なので、売上ベースでは2万円程度が必要でしょう。

 

※400万円÷250日=1.6万円

 

しかし、パーソナルカラー診断士にとって原価は基本的に自分の人件費だけです。

 

飲食店のように、何かの仕入れが必要というわけではありません、診断する場所も、喫茶店や、先方の自宅などで行えば非常に少なく抑えることができます。

 

さらに、例えば、パーソナルカラー診断士にとっての重要なサービスメニューとして「お買い物同行」というサービスがあります。

 

一緒にお買い物に行って、その人に似合う服をコーディネートするサービスです。必要経費は交通費ぐらいなので原価率も少ないでしょう。

 

サービスの種類は色々とありますが、目標とする金額は1日あたり、1.6万円の利益です。

 

これを創造することがパーソナルカラー診断士としての本質的な仕事でしょう。

 

 

■その他の稼ぎ方。

 

時間あたりの給料を上げていく以外の方法としては、例えば以下の2つのやり方が考えられます。

 

  • スクール形式で教える

※マンツーマンで教えるのではなく、1対多数で、授業のように教えます。一回で多くの人に対応できるので効率はよくなりますが、この形式の場合、集客の方法以外にも教える場所など、今まで計算にいれてこなかった経費が発生してしまいます。

 

※大量生産を行いたい企業にとっては全ての人に共通する最大公約数を目指すことが何より重要です。「パーソナル」カラー診断士ではありますが「どの人にとってもそこそこ似合う」という商品を開発するためなど、診断士のスキルが求められることは多くあります。

 

 

 

もちろん、これ以外の方法もあるかもしれません。つまり、キャリアアップのやり方はいくらでも存在するということがいえます。

 

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新商品の企画・設計など、キャリアの幅は広い。

 


取り組んでいくうちに、パーソナルカラー診断士のプロフェッショナリティを活用する方法は無限に発見できるでしょう。

 

■パーソナルカラー診断士に一番重要なこと。

 

パーソナルカラー診断士に一番重要なことは何でしょうか。

 

繰り返しになりますが、パーソナルカラー診断士として1番重要なことは知識やスキルではありません。

 

学術的に再現性を持って習得できるスキルは、最終的にはAIでも行うことができるようになります。

 

だからこそ、人対人の価値を提供できるプロになる必要があります。

 

世の中の悩みというのは、よくよく観察すると、大きな問題ではないことがよくあります。

 

そういった世の中の問題を複雑にしているのは、人間の感情です。

 

たとえ事実だとしても、ダサい人にダサいよ。と指摘することは非常に難しいでしょう。

 

論理的には納得できたとしても、心理的には納得できない場合が多くあります。

 

だからこそ、そこを伴走し、ファシリテートしていくことに人間にしかできない価値が発生します。

 

ナイトワークという仕事で培った共感力、コミュニケーション力が求められる仕事といえるでしょう。

 

プロになるためには沢山勉強しなくてはなりませんし、プロになってからも勉強は続けていかなくてはなりません。

 

それを乗り越えることが出来るならば、ナイトワーカーのネクストキャリアとしてパーソナルカラー診断士という仕事は非常に有効でしょう。

 

※追記。

2018年10月時点で、大手百貨店でパーソナルカラー診断士を活用したアパレル販売戦略を採用しました。

 

アマゾンや楽天など、大手通販に対抗するため、【来店する】という価値を高めるための施策の1つです。

 

男性でも女性でも、自分に似合う服を戦略的に身に着けるということは、今後ますます重要になり、その戦略をサポートするパーソナルカラー診断士という仕事はますます重要になっていくでしょう。