キャバ嬢をやめたい人が読む話 | キャバ嬢の辞め方と昼職転職先リスト

キャリアカウンセラーがキャバ嬢の退職方法、辞め方、ネクストキャリアの候補先をまとめています。

No:27_キャバ嬢を辞めて在宅の仕事で働く。

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世の中に仕事は実は2種類しかありません。それは、「他の人がやりたくないことをする」もしくは「他の人ができないことをする」の2つです。

 

人がお金を出してでもやりたいことを仕事にするには、そのプロフェッショナリティを他の人ができないレベルにまで高めていく必要があります。

 

■仕事の種類は2つしかない。

 

・他の人がやりたくないことをする。

※他の人にとってやりたくないことでも、自分にとってやりたければOKです。例えば、お掃除は、できるけどめんどくさくてやりたくない。という人が一定層いるので、それを代わりに行うことは仕事として成立します。

 

・他の人にできないことをする

※例えば歌を歌うことは、通常カラオケに行ったりしてお金を払って行うことです。プロの歌手になるためには、他の人が真似できないレベルまで自分の技術を磨く必要があります。

 

 

 そして、在宅の仕事はまず制限として、家の中でしなくてはなりません。分類すると以下になりますね。

 

  1. 家の中でもできる。 他の人がやりたくない
  2. 家の中でもできる。 他の人ができない
  3. 家の中ではできない。 他の人がやりたくない 
  4. 家の中ではできない。 他の人ができない

 

今回のように、必須事項がある場合は、まず必須事項を絞り分類したうえで考えていきましょう。

 

人間の能力に大きな差はありません。だからこそ、集中して考えることが大切です。2つの事を同時に考えていると、パフォーマンスは1/2になります。

 

在宅ワークで稼ぐためには、このうちの、1か2の選択肢になる仕事を行う必要があり、そして1は、他の人でもできるので、大きく稼ぐことはできません。

 

稼ぐためには、貴方らしさが発揮できる仕事をする必要があります。誰でもできる仕事では大きく稼ぐことはできません。

 

その上で、キャバ嬢として学んだスキルを活かし、且つ、在宅の仕事で稼いでいくにはどのような方法があるのでしょうか。考察していきましょう。

 

■キャバ嬢を辞めてチャットレディをする?

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キャバ嬢にはチャットレディしませんか?という誘いが頻繁に来る。

キャバ嬢を辞めて、在宅ワークをする場合、チャットレディを勧められるパターンがあると思います。これ自体に良いも悪いもありません。

 

私自身、転職の相談をよくいただくのですが、その時は必ず以下の2つの質問をします。

 

■自分に向いている仕事を探す、自分への質問

 

・自分が40歳・50歳になっても、その仕事している姿をイメージできるか。

 

自分の子どもが、その仕事をしたいと言った時、親として応援できるか。

 

 

どうでしょう、夜の仕事であれ、仕事それ自体にいいも悪いもありません、どのような仕事でも、自分が誇りをもって行えるのならば、それは立派な仕事です。

 

しかし、もし、自分の子どもがその仕事をやりたいと言った時、親として応援できないとしたら、それは貴方自身が自分で自分に嘘をついています。

 

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自分は40歳・50歳になっても今の仕事を続けることができるだろうか。

綺麗ごとと思われるかもしれませんが、自分に嘘をついた状態で生きるのはとても苦しい生き方です。

 

在宅で働くということ自体にはたくさんの仕事があります。しかし、その仕事をすることで、貴方自身が苦しい思いをするならば、その仕事はしないほうがよいでしょう。

 

将来に不安を抱えながら仕事をする・自分の子どもがやりたいと言った時に親として応援できない仕事をするのは、とてもつらい人生です。

 

■どんな在宅の仕事があるのか。

 

在宅の仕事を行う上での注意点は、他の人ができない仕事で、自分が40歳・50歳になってもやれる仕事で、自分の子どもがやりたいと言った時、親として応援できる仕事を選ぶことです。

 

在宅という時点でかなり選択肢は少なくなります。 

 

誰でもできることは、そんなに遠く無い未来に機械がやるようになります。また、日本語が不要な仕事は人件費の安い海外に移管されます。

 

例えば、データ入力の仕事は在宅の仕事の代表格ではありますが、特殊技術・貴方らしさを発揮できない仕事なので、大きく稼ぐことはできません。いずれ、海外に移管されるか、機械が代わりに行うようになるでしょう。

 

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子どもが「やりたい」と言った時、親として応援できる仕事を選ぶ。


反対に、貴方らしさが活かせる、稼げる在宅の仕事は、例えば以下のようなものがあります。過去に登場した仕事もあります。これらはいずれ、個別に考察していきたいと思います。

 

しかし、いずれも高いプロフェッショナリティが必要であることは言うまでもありません。

 

■在宅でできる仕事の例

 

※アプリや、企業のホームページや商品の説明ページなどを作る仕事。小中学生が作ったアプリが反響を呼ぶなど、パソコン一台でも参入が可能。

 

 

  • デザインの仕事

※名刺やポスターなどを作成する仕事。PCの基本的な操作の他、他の人に負けないデザインのセンスが必要。

 

  • 結婚相談所や占い師の仕事

※人と会うので難しいようですが、自宅にお客さんを呼んでしまえば問題ありません。ただし、アポの時間はコミットする必要があります。

 

 

■在宅の仕事=楽な仕事と考える人は詐欺師に狙われやすい。

 

初めて転職をする際や若い人に特に覚えておいてほしいのは、世の中には人を騙そうとする人がいるということです。

 

このブログをも含めて、何か、提案があった際には本当にそうなのか?と論理的に納得できるかどうかを自分の頭で考えてみることが大切です。

 

在宅の仕事というと、ともすると、楽に稼ぎたい、といったニーズに聞こえる場合もあるでしょう。そういう心に隙のある人は騙そうとする人に狙われます。

 

そもそも、そんな楽に稼げる方法があるのでしたら人に教えず自分でやります。

 

仮にその人が聖人君子で、それが本当に楽に儲かる仕事だったとしたら、その聖人君子は間違いなく拉致されて、特定の組織のためだけに働かされます。

 

そう考えると、「空いている時間で楽々稼げる」のような話は存在しません。

 

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「空いている時間で楽々」という仕事は存在しない。


他人にできないことをする、もしくは、他人がやりたがらないことをする、しか、お金を稼ぐ方法はありません。

 

もちろん、他の人にとっては嫌なことだけど、自分にとっては嫌ではない、ということはあるでしょう。例えば、血を見るのが平気な人にとって看護師という仕事はアドバンテージがあります。

 

■まとめ

 

キャバ嬢を辞めて、在宅で稼ぐという方法は、キャバ嬢でトレーニングされたFace to Faceでのコミュニケーションスキルや傾聴力、共感力といったスキルを活かしにくい仕事のため、ゼロベースでの勉強が必要になる場合が多いです。

 

しかし、仕事として何かを行うならば勉強をすることは当然であり、その点においては難しい話ではありません。

 

重要なのは、仕事の選び方です。自分が40歳・50歳になっても活躍できるイメージを持つことができて、自分の子どもがその仕事をすることを親として応援できるならば、挑戦してみる価値は十分にあります。

 

私の周りにも、子育てのために会社を辞め、自宅でデザインやプログラミングの仕事をしているという人が複数存在します。

 

そして、その人達は会社勤務時代から最初からデザインやプログラミングをしていたわけではありません。

 

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社会は本気で頑張る人ならば応援してくれる。


在宅で仕事をしようと決めたのち、ゼロから勉強をしてプロになっています。

 

あまり表には出てこない仕事のため、イメージが沸かないかもしれませんが、もしよければ、実際に相談してみるのもよいかもしれません。

 

社会は一生懸命な人を必ず応援してくれます。