キャバ嬢をやめたい人が読む話 | キャバ嬢の辞め方と昼職転職先リスト

キャリアカウンセラーがキャバ嬢の退職方法、辞め方、ネクストキャリアの候補先をまとめています。

No:27_キャバ嬢を辞めて在宅の仕事で働く。

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世の中に仕事は実は2種類しかありません。それは、「他の人がやりたくないことをする」もしくは「他の人ができないことをする」の2つです。

 

人がお金を出してでもやりたいことを仕事にするには、そのプロフェッショナリティを他の人ができないレベルにまで高めていく必要があります。

 

■仕事の種類は2つしかない。

 

・他の人がやりたくないことをする。

※他の人にとってやりたくないことでも、自分にとってやりたければOKです。例えば、お掃除は、できるけどめんどくさくてやりたくない。という人が一定層いるので、それを代わりに行うことは仕事として成立します。

 

・他の人にできないことをする

※例えば歌を歌うことは、通常カラオケに行ったりしてお金を払って行うことです。プロの歌手になるためには、他の人が真似できないレベルまで自分の技術を磨く必要があります。

 

 

 そして、在宅の仕事はまず制限として、家の中でしなくてはなりません。分類すると以下になりますね。

 

  1. 家の中でもできる。 他の人がやりたくない
  2. 家の中でもできる。 他の人ができない
  3. 家の中ではできない。 他の人がやりたくない 
  4. 家の中ではできない。 他の人ができない

 

今回のように、必須事項がある場合は、まず必須事項を絞り分類したうえで考えていきましょう。

 

人間の能力に大きな差はありません。だからこそ、集中して考えることが大切です。2つの事を同時に考えていると、パフォーマンスは1/2になります。

 

在宅ワークで稼ぐためには、このうちの、1か2の選択肢になる仕事を行う必要があり、そして1は、他の人でもできるので、大きく稼ぐことはできません。

 

稼ぐためには、貴方らしさが発揮できる仕事をする必要があります。誰でもできる仕事では大きく稼ぐことはできません。

 

その上で、キャバ嬢として学んだスキルを活かし、且つ、在宅の仕事で稼いでいくにはどのような方法があるのでしょうか。考察していきましょう。

 

■キャバ嬢を辞めてチャットレディをする?

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キャバ嬢にはチャットレディしませんか?という誘いが頻繁に来る。

キャバ嬢を辞めて、在宅ワークをする場合、チャットレディを勧められるパターンがあると思います。これ自体に良いも悪いもありません。

 

私自身、転職の相談をよくいただくのですが、その時は必ず以下の2つの質問をします。

 

■自分に向いている仕事を探す、自分への質問

 

・自分が40歳・50歳になっても、その仕事している姿をイメージできるか。

 

自分の子どもが、その仕事をしたいと言った時、親として応援できるか。

 

 

どうでしょう、夜の仕事であれ、仕事それ自体にいいも悪いもありません、どのような仕事でも、自分が誇りをもって行えるのならば、それは立派な仕事です。

 

しかし、もし、自分の子どもがその仕事をやりたいと言った時、親として応援できないとしたら、それは貴方自身が自分で自分に嘘をついています。

 

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自分は40歳・50歳になっても今の仕事を続けることができるだろうか。

綺麗ごとと思われるかもしれませんが、自分に嘘をついた状態で生きるのはとても苦しい生き方です。

 

在宅で働くということ自体にはたくさんの仕事があります。しかし、その仕事をすることで、貴方自身が苦しい思いをするならば、その仕事はしないほうがよいでしょう。

 

将来に不安を抱えながら仕事をする・自分の子どもがやりたいと言った時に親として応援できない仕事をするのは、とてもつらい人生です。

 

■どんな在宅の仕事があるのか。

 

在宅の仕事を行う上での注意点は、他の人ができない仕事で、自分が40歳・50歳になってもやれる仕事で、自分の子どもがやりたいと言った時、親として応援できる仕事を選ぶことです。

 

在宅という時点でかなり選択肢は少なくなります。 

 

誰でもできることは、そんなに遠く無い未来に機械がやるようになります。また、日本語が不要な仕事は人件費の安い海外に移管されます。

 

例えば、データ入力の仕事は在宅の仕事の代表格ではありますが、特殊技術・貴方らしさを発揮できない仕事なので、大きく稼ぐことはできません。いずれ、海外に移管されるか、機械が代わりに行うようになるでしょう。

 

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子どもが「やりたい」と言った時、親として応援できる仕事を選ぶ。


反対に、貴方らしさが活かせる、稼げる在宅の仕事は、例えば以下のようなものがあります。過去に登場した仕事もあります。これらはいずれ、個別に考察していきたいと思います。

 

しかし、いずれも高いプロフェッショナリティが必要であることは言うまでもありません。

 

■在宅でできる仕事の例

 

※アプリや、企業のホームページや商品の説明ページなどを作る仕事。小中学生が作ったアプリが反響を呼ぶなど、パソコン一台でも参入が可能。

 

 

  • デザインの仕事

※名刺やポスターなどを作成する仕事。PCの基本的な操作の他、他の人に負けないデザインのセンスが必要。

 

  • 結婚相談所や占い師の仕事

※人と会うので難しいようですが、自宅にお客さんを呼んでしまえば問題ありません。ただし、アポの時間はコミットする必要があります。

 

 

■在宅の仕事=楽な仕事と考える人は詐欺師に狙われやすい。

 

初めて転職をする際や若い人に特に覚えておいてほしいのは、世の中には人を騙そうとする人がいるということです。

 

このブログをも含めて、何か、提案があった際には本当にそうなのか?と論理的に納得できるかどうかを自分の頭で考えてみることが大切です。

 

在宅の仕事というと、ともすると、楽に稼ぎたい、といったニーズに聞こえる場合もあるでしょう。そういう心に隙のある人は騙そうとする人に狙われます。

 

そもそも、そんな楽に稼げる方法があるのでしたら人に教えず自分でやります。

 

仮にその人が聖人君子で、それが本当に楽に儲かる仕事だったとしたら、その聖人君子は間違いなく拉致されて、特定の組織のためだけに働かされます。

 

そう考えると、「空いている時間で楽々稼げる」のような話は存在しません。

 

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「空いている時間で楽々」という仕事は存在しない。


他人にできないことをする、もしくは、他人がやりたがらないことをする、しか、お金を稼ぐ方法はありません。

 

もちろん、他の人にとっては嫌なことだけど、自分にとっては嫌ではない、ということはあるでしょう。例えば、血を見るのが平気な人にとって看護師という仕事はアドバンテージがあります。

 

■まとめ

 

キャバ嬢を辞めて、在宅で稼ぐという方法は、キャバ嬢でトレーニングされたFace to Faceでのコミュニケーションスキルや傾聴力、共感力といったスキルを活かしにくい仕事のため、ゼロベースでの勉強が必要になる場合が多いです。

 

しかし、仕事として何かを行うならば勉強をすることは当然であり、その点においては難しい話ではありません。

 

重要なのは、仕事の選び方です。自分が40歳・50歳になっても活躍できるイメージを持つことができて、自分の子どもがその仕事をすることを親として応援できるならば、挑戦してみる価値は十分にあります。

 

私の周りにも、子育てのために会社を辞め、自宅でデザインやプログラミングの仕事をしているという人が複数存在します。

 

そして、その人達は会社勤務時代から最初からデザインやプログラミングをしていたわけではありません。

 

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社会は本気で頑張る人ならば応援してくれる。


在宅で仕事をしようと決めたのち、ゼロから勉強をしてプロになっています。

 

あまり表には出てこない仕事のため、イメージが沸かないかもしれませんが、もしよければ、実際に相談してみるのもよいかもしれません。

 

社会は一生懸命な人を必ず応援してくれます。

 

 

 

No:26_キャバ嬢を辞めて土地バイヤーに転職する。

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大変な事件が起きました。都心の一等地を買うということで、積水ハウスという大手企業が地面師という詐欺師によって、50億円以上の金額をだまし取られたという事件です。

 

gendai.ismedia.jp

 

もちろん、地面師の手口が巧妙だったということもあるでしょう。しかし、積水ハウス側が本来の所有者や弁護士の忠告を黙殺し、取引を行ったなど、積水ハウス側の体制にも多くの問題があったのでという情報も多く出ています。

 

上場企業として、一般の方から多くのお金を投資していただいている以上、騙されたということについて、非常に大きな責任を取る必要があります。

 

もちろん、騙すほうと騙されるほうでは、騙すほうが100%悪いです。しかし、騙そうとする人が存在するというリスクは常に計算に入れておかなければビジネスはできません。ビジネスは徹底して現実論で行わなくてはいけません。

 

今回の件で積水ハウスはお金だけではなく、社内のチェック体制に問題のある会社ということで多くの信用も同時に失ったことでしょう。

 

今回の事を俯瞰してみていくと、不動産業界にとっては、土地を売ることと同じぐらい土地を買うことが難しいということが見えてきます。

 

そして、この土地を買う、すなわち土地バイヤーという仕事にとって重要なのは、冷静に交渉を進めていくというコミュニケーションスキルであるといえるでしょう。

 

事実として、積水ハウスの件では、冷静になって関係書類を読めば相手が嘘をついているということは判明していました。

 

自分はプロとして、常に冷静にコミュニケーションをとっていく、これができれば良かったのです。

 

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土地を買うめには、高度なコミュニケーションスキルが必要だ。

そして、このプロとして、常に冷静にコミュニケーションをとるという訓練は夜の世界でも十分に積むことができます。昼職転職において重要なのは、そこに気が付いて夜の世界で働くか、将来のことを何も考えずに夜の世界で働くかということです。

 

今回は、不動産業界。とりわけ、キャバ嬢を辞めた後、土地のバイヤーという仕事で活躍する方法について考察をしてきたいと思います。

 

■買うほうが大変なシロモノ

 

普通に生きている限り、お金があれば、買うということに苦労する経験はあまりありません。コンビニでもデパートでも定価で売っているものを定価で買うだけですね。

 

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定価のある商品を買うことはビジネスではない。

しかし、世の中には定価が存在しないものが、結構な数存在します。定価が存在しないものに価格をつけていくことは大変難しい場合があります。

 

土地の購入は、その一例でしょう。

 

価格を交渉によって決めていくことが土地バイヤー(不動産バイヤー)にとって重要な仕事になります。

 

■売る気が無い人から買う難しさ。

 

何故、買うことが仕事として成立するかと言えば、それは売る気が無い人から買うからです。

 

メリットが無い、困っていない、所有しておきたい等、売る気が無い理由は様々ですが、その気が無い人をその気にさせることは難しいです。しかし、だからこそ、それが仕事として成立するといえるでしょう。

 

もちろん、契約に関する様々な知識を勉強することは絶対に必要ですが、バイヤーとして不動産を購入するためには、地権者である地主さんと信頼関係を作り上げていくことが何より重要です。

 

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信頼関係の構築はどのような仕事でも重要

そして、この信頼関係を作り上げるというプロセスこそ、ナイトワークで培った接客力を活かすことができます。

 

お客様が夜のお店に来るときは、ただお酒を飲みに来ているのではありません。貴方という人間と一緒にお酒を飲めば楽しい時間を過ごすことができると、貴方のことを信頼しているから、いらっしゃっていただけるのです。

 

では、夜職で働く貴方はどのようにしてお客様と信頼関係を作っているでしょうか。このプロセスを何となくやっているか、それとも意図してやっているか、この違いで昼職転職後に活躍できるかどうかは大きく異なります。

 

信頼を得るための方法として、夜の仕事でトレーニングすることができる傾聴力・共感力・観察力といったスキル

が活用できることは言うまでもありません。

 

 

  • 傾聴力

※相手の話を親身になって聞く能力。人間は自分のことを理解しようとしてくれる人を信頼する傾向がある。

 

  • 共感力

※相手のことを、自分のこととして捉える能力。人間は自分と好みの合う人を信頼する傾向がある。

 

  • 観察力

※相手のちょっとしたことに気が付く能力。人間は自分のことをちゃんと見てくれる人を信頼する傾向がある。

 

 

 

そして、プロフェッショナルとして吸収しようと思いながら仕事に取り組むかどうかで、40歳・50歳になっても昼職で成長できる人間になれるかどうかが決まります。

 

この点において、不動産のバイヤーは、キャバ嬢を辞めた後の仕事として、キャリアを活かすことができる仕事であると言えます。

 

 

■信頼を得るべきは地主さんだけではない。

 

不動産バイヤーの直接のお客様は地主さんです。しかし、信頼関係を構築すべきは地主さんだけではありません

 

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いろいろな職業の人と有益な関係を構築しておくことが重要

一流の不動産バイヤーになるには、地主さんとつながりのありそうな人と信頼関係を事前に構築し、何かあった時に真っ先に相談をしてもらえる人というポジションに立っておく必要があるでしょう。

 

地主さんとつながりのある人とは、どのような人でしょうか。いろいろとあるとは思いますが、例えば以下のような職業の人が当てはまる人でしょう。

 

  • 税理士/弁護士さん

※地主さんが、相続税の相談で繋がる人。土地という高額な資産について、悩んでいる人は多い。

 

  • FP/保険会社の人

※税理士さんと概ね同じ。優秀なFPさんは、真っ先にお金の相談をしてもらえるポジションにいる。

 

※普段は資産のことを考えなくとも、認知症などの疑いがあった際には考えるようになる。医師の場合は事務的な診断にとどまるが、その後、後見人の手続きなどで司法書士さんに相談に行くパターンが存在する。

 

 

 

人間が社会的な生物である以上、すべての仕事はどこかで繋がっています。その繋がりの中で、だれが一番初めに有益な情報をキャッチすることができるのかを常に考え、つながりを構築していくことが人脈形成にとっては非常に重要です。

 

キャバ嬢として夜のお店でお客様のお仕事の話を聞くことは多いでしょう。そういった話の中で、どの仕事とどの仕事が繋がっているのか、それを考えながら夜の世界で働くことで、自分が昼の仕事で立つべき位置が見えてきます。

 

今、現在、何をすればよいかわからないというナイトワーカーのかたは、ぜひ今回の記事をもとに小さな目標を見つけてみてください。

 

絶対に自分のやりたいことが見つかるはずです。

 

 

 

No:25_キャバ嬢を辞めてIndeedコンサルタントに転職する。

 
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仕事で大切なのは、お金もそうですが、真剣に打ち込めるかどうかです。経営者であっても、従業員であっても、いただいたお金以上の貢献をしない限り、常に他の誰かに代わられてしまう可能性があります。

 

大切なのは、何でもよいのでナンバーワンになることであり、オンリーワンになることです。これは、バイトでも派遣でも正社員でも、どんな仕事に従事する人でも同じです。

 

経営者でも従業員でも、競争から逃げることはできません。

 

こう書くと誤解を招いてしまいがちなのですが、究極的には会社からの評価というのはどうでもよいです。重要なのは、会社から評価されることではなく、世の中から評価をされることです。これを市場価値と言います。

 

このブログを見てくださっている人は、少なからず就職・転職に対して興味がある人かと思います。

 

つまり、夜の仕事を辞めて、昼の仕事に転職しようと考えていることと思います。そのためには、昼の仕事に転職した後でも活躍して社会に対して貢献していく必要があり、そのためには、夜の世界でトレーニングしてきた何らかのスキルが活用できる仕事に就く必要があります。

 

夜の世界で学べるスキルとして、共感力・傾聴力・コミュニケーション力などは有名ですが、もう一つ、差別化をするスキルというものが存在します。

 

そして、Indeedコンサルタント、すなわち、転職・就職ビジネスの業界というのは、そういった、他と差別化するスキルを活かすことができる仕事のため、キャバ嬢が活躍できる業界あると言えます。

 

今回はこの、キャバ嬢がIndeedコンサルタントに転職して活躍する方法を検討・考察していきたいと思います。

 

■社会からの評価が重要

 

貴方は、今の職場で正しく評価されているでしょうか。もし、今の職場で自分は正しく評価されていないと思ったら転職をすることは全く問題ありません。

 

重要なのは、職場や会社からの評価ではなく世の中からの評価です。そして、世の中からの評価は確実に正しいです。これは絶対です。

 

貴方が自己評価だけが高く、世の中の役に立たない人材だとしたら、それはいけません。今の職場でもプライベートでも真摯に自分のスキルを磨く必要があります。

 

しかし、職場からの評価が社会の評価よりも低いもので、その職場が変わることがなさそうならば、貴方の方から職場を変える、仕事を変えることが絶対に必要です。

 

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「職場」からの評価ではなく「社会」からの評価が何より重要。

 

今は、職場を変える、仕事を変えることは当たり前の時代です。仕事を変えるにあたり、そういった転職にまつわる仕事の重要性は今後どんどん高まっていくでしょう。

 

そして、転職・就職ビジネスは今、大きな変革が発生しています。

 

■就職・転職ビジネスが変わります。

 

皆さんはIndeedのTVCMを見たことがあると思います。Indeedと書いてしまうと、特定の商標となってしまうため、一般名詞化すると、こういったサービスをメタサーチエンジンと言います。

 

インターネットで調べものをするとき、グーグルのような検索エンジンを利用するかと思いますが、検索ジャンルを特化した検索サービスと考えていただいて差し支えありません。

 

他の有名なものとして、ホテルの価格の検索に特化したサーチエンジントリバゴやトラベルコがあります。

 

※求人情報の検索に特化した検索サービス

 

※ホテルの空き室・料金検索に特化した検索サービス

 

人材を探している企業にとっては、どこの求人メディアでも乗せている情報は同じです。求人メディア屋さんにとって、今後は情報それ自体以外の価値を提供していくことが重要になってくるでしょう。

 

■給料が高くてもよい人材は雇えない。

 

まず、会社にとっては、そもそも、従業員に払える給与の限界値が存在します。

 

例えば、コンビニエンスストアの時給というのは、どこのコンビニでも大体同じです。すべての価格は市場価値で決まります。

 

これは、反対側、つまり人間を雇う会社にとっても同じことです。

 

全く同じ仕事ならば、月給20万円の仕事と、月給21万円の仕事ならば、21万円の仕事を選びます。しかし、会社としてこれ以上出せない金額というものも存在します。

 

マイケルポーターのマーケティング理論「競争の戦略」では、ビジネスのやり方は2つしかありません。

 

  • 他の人と違うものを売る。
  • 他の人と同じものを他の人より安く売る

 

 

これは、求人広告であっても同じです。給料の上限が決まっている以上、会社は楽しさであったり、仕事を通じての成長であったり、給料以外のものを従業員に与える必要があります。

 

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選ばれるためには、「お金」以外の何かが必要です。

 

だからこそ、会社の魅力をヒアリングし、その魅力を仕事を探している人に伝えることが必要で、そして、会社の魅力を伝えるという場面では、ナイトワーカーの競争戦略を活かすことができます。

 

■ナイトワーカーの競争戦略

 

夜のお店で売っているものは、お酒です。しかし、キャバ嬢はお酒を売っているわけではありません。キャバ嬢はお客様に対して、一緒にいることでの癒しであったり、楽しみであったり、明日への活力を売っているのです。

 

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キャバ嬢が売っているものはお酒ではない。

そして、そのサービスは同じお店であったとしても、同僚の女の子とは異なるものです。それでなければ、指名してもらうことはできません。

 

キャバクラの世界はどこまでも差別化されたサービスを提供するビジネスで、だからこそ、工夫次第で夜の世界で学んだことを昼の仕事に活かすことができるのです。

 

■ナイトワーカーが売っているもの。

×:お酒

〇:貴方にしか提供できない価値 

 

 

 ナイトワーカーがIndeedコンサルタント。すなわち求人広告のコンサルタントになるために活かすべきは、まさに、ナイトワークで培った他のキャバ嬢と差別化するためのスキルです。

 

ナイトワークの世界は甘い世界ではありません。ナイトワークで数年にわたって生き残れているということは、貴方がお客様に対して、貴方でなければ提供できない価値を提供できているからです。

 

ビジネスの世界では、属人生は良くないということはよく言われています。しかし属人性は必要だと管理人は考えます。

 

ビジネスの世界では、その会社にしかできない価値を提供しなくては生き残ることはできません。そういった世界で働いていく以上、貴方にしかできない価値を提供することができない人が生き残ることはできないでしょう。

 

※もちろん、いつでも代わりが効くコモデティ人材ならば話は別ですが。その仕事はいずれ機械に代替されてしまいます。

 

どんな、仕事でも他社との違い、他の人との違いを明確にしていかない限り、生き残ることはできないのです。

 

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他社との違いを明確にしない限り安売り競争になる。

そういった意味で、貴方という人間がコアな価値であるナイトワークの世界で得られるものは多いです。

 

キャバ嬢として指名を得るためには、他のキャストには無い価値をお客様に提供する必要があります。

 

それでは、なぜ、貴方は指名を得ることができているのでしょうか。

 

その理由を分析してみてください。その理由は多くの企業にとってとても重要な価値になります。ナイトワークの世界でオンリーワンであるからこそ、貴方は指名を取ることができているのです。

 

 

ただ、何となく夜職で働いているという人はとても勿体ないです。

もちろん、全く新しい世界に転職をするのですから、沢山勉強する必要があります。

 

しかし、貴方が、ナイトワークの世界で身をもって覚えた「自分自身を差別化するスキル」は多くの場面で役に立ちます。

 

その一つが「求人内容」という仕事です。求人内容の世界では給料、すなわち値段で差別化を図るという戦略がとても難しいです。

 

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何となくではなく、選ばれる理由を明確化することは重要だ。


 だからこそ、給料での差別化が困難なIndeedコンサルタント/求人内容という仕事は、夜の世界、すなわち属人の世界で揉まれてきたナイトワーカーが活躍できる仕事だと言えます。

 

何となくキャバ嬢をするのではなく、なぜ自分が指名を取れているのか、指名を取るためにはどうすればよいか、毎日の中で考えて仕事をすることで、市場価値は大きく変わります。

 

 

 

 

No:24_キャバ嬢を辞めて社長秘書に転職する。

f:id:sleque:20181020025205j:plain女性にとって、秘書として働いています。ということはある種のロールモデルに近いものがあることでしょう。

 

映画やドラマの世界に登場する秘書は、いつの時代も往々にして活躍する女性のシンボルとして描かれていることが多いです。

 

しかし、どのような仕事でもそうですが、映画やTVのが映し出す煌びやかな世界と、現実の世界は大きく異なります。

 

TVや映画の世界での田舎暮らしは美しいですが、現実の田舎暮らしは不便で、害虫や災害も多いです。人間の言う自然というものは、人間の好きな自然でしかなく、理想と現実には大きなギャップがあります。

 

これは、夜の世界も同じです。

 

TVや映画で描き出される夜の世界は、夜の世界の煌びやかな部分だけが過剰にクローズアップされ、現実のそれとは異なることも多いです。

 

もちろん、どのような仕事でもそうですが、煌びやかな部分があるのは事実です。

 

仕事に煌びやかな部分がなければ、多くの仕事はつまらない仕事になってしまいます。しかし、どのような仕事でも、煌びやかな部分とそうでない部分があります。

 

だからこそ、煌びやかでない部分であっても楽しんで行える仕事に就くことが仕事選びには重要になります。

 

秘書の仕事も同様です。TVや映画では、秘書の仕事は煌びやかな仕事として描かれることが多いです。

 

しかし、そこには多分に創作・フィクションの要素が含まれるでしょう。重要なのは、どんな仕事にも共通する普遍的なルールを把握することなんです

 

今回はコミュニケーションスキル・傾聴スキル・共感スキルに長じたキャバ嬢が秘書に転職するための方法と活躍するための方法について考察していきましょう。

 

 

■社長秘書の仕事とは

 

まず、大前提として、会社の目的は利益を最大化することです。

 

会社組織では、どれほど美人であろうとも、会社の役に立たない人間は生き残ることはできない。これは、夜の世界でも同じです

 

可愛いだけ、若いだけで、売上をあげることができない子は生き残ることはできません。

 

では、社長秘書というポジションで会社組織に貢献できることは何でしょうか。

 

まず考えられるのは、社長のパフォーマンスを最大化することです。

 

社長秘書の評価は、秘書がいる場合の社長のパフォーマンスと、秘書がいない場合の社長のパフォーマンスの差で判断されます。

 

人間は誰であっても時間だけは平等です。社長も社員も1日は24時間しかありません。

 

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秘書は社長の代わりにできることは何でも行う。

つまり、秘書の仕事は、社長が社長にしかできないことに時間を使うことができるようにするために、社長の仕事を完全コピーして代わりに行うことがあると言えます。

 

それでは、社長の仕事のうち、どのような仕事を優先的に完全コピーするのがよいでしょうか。

 

■付加価値の高い仕事と付加価値の低い仕事

 

そもそも、社長というものは一般的に給与が高いものです。

 

ここから、社長は付加価値の高い仕事をしているということがわかります。

 

社長は付加価値の高い仕事をしているから給与が高いといえます。

 

  • 付加価値の高い仕事をする人 → 給与が高い
  • 付加価値の低い仕事をする人 → 給与が低い

 

では、付加価値の高い仕事とは何でしょうか。それは人間にしかできない仕事、すなわち自分で考える仕事、いわゆる判断の仕事です。

 

与えられた仕事をマニュアル通りに行う。この仕事はとても大切な仕事です。ですが、そこにその人でなければならない判断の要素は存在しません。それゆえ、マニュアル通りに行う仕事というのは、本質的に給与が安くなりがちです。

 

また、判断の仕事の特性として、正解が何かわからないことに対して正解を出すということがあります。

 

1と2のどちらが大きい数値か。という問いには正解がある。2のほうが数値として大きいです。当たり前です。

 

正解が出せる仕事は、つまるところ人間ではなくコンピューターが行えばよいのです。そして、コンピューターに代替可能な仕事というのはコモディティ業務であり、コモディティ業務は代替が効くので給与が低くなります。

 

※例えば、弁護士の仕事であっても過払い金請求のような過去の判例をもとに粛々とマニュアルにそって行う仕事はマニュアルさえしっかりしていれば報酬が低くなります。

 

そのため、秘書の仕事は、社長のすぐ近くにある付加価値の低い仕事を代わりに行うことで社長が付加価値の高い仕事に集中できるようサポートするということになります。

 

社長がデータ入力に時間を取られている場合ではないのです。

 

■付加価値の低い仕事

・マニュアル通りに行う仕事

※誰でもできる仕事なので、コモディティ化する

・正解がある問題を解く仕事

※誰でもできる仕事なので、コモディティ化する

 

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データ入力などは代表的なコモディティ業務だ


■付加価値の低い仕事を社長に代わって行う

 

また、社長の行っている付加価値の低い仕事。すなわち、だれがやっても結果が同じ仕事は以下のようなものがあります。

 

  • スケジュールの管理
  • 航空機・電車の手配
  • 経費・領収書の計算

 

誰がやっても結果が同じだからこそ、ミスなく完璧に行うことに価値が集中します。秘書の第一の関門は、こういった誰が行っても結果が同じ仕事をミスなく完璧に行うことです。

 

こういった仕事は、成功しても利益が薄いが、失敗してしまった場合、損失が多大になります。もし、秘書のミスで社長が航空機に乗り遅れてしまったら、その損失は計り知れません。

 

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スケジューリングなどは、ミスなく完璧に行う正確性が重要だ。

つまり、秘書の仕事を行っていくためには「偏差値の高さ的な頭の良さ」「細かいことを飽きずにミスなく行う」といった資質が必要になります。

 

この点が、キャバ嬢の子が夜の仕事を辞めて秘書に転職する上でネックになる部分です。

 

なぜなら、秘書の仕事は減点方式で判断される仕事であるのに対し、キャバ嬢・水商売の仕事は多少のミスがあったとしてもトータルでお客様に喜んでもらえればよい、という加点方式の仕事だからです。

 

■仕事の種類は2つしかない。

 

・減点方式の仕事

※ミスなく完璧に行うことが重要。1つのミスを取り返すのが現実的に難しい仕事。

 

・加点方式の仕事

※多少のミスがあっても、トータルでプラスになれば大丈夫な仕事

 

 

自分が直接行わない仕事でも、ミスなく行う。これが秘書という仕事に最低限求められる資質です。そのため、夜の世界のキャリアが活かしにくいです。

 

 

■キャバ嬢ならではの社長秘書

 

では、キャバ嬢の転職先として秘書という仕事はよくないのでしょうか。それは、必ずしもそうではありません、重要なのは、どのような秘書業務を行うかです。

 

キャバ嬢がナイトワークで培ったスキルは概ね以下のスキルに集約されます。

 

■キャバ嬢のスタンダードスキル

  • コミュニケーションスキル
  • 傾聴力
  • 共感力 

 

これらのスキルを活用して、社長の仕事をサポートするポジションを構築することで、キャバ嬢ならではの秘書というポジショニングを確保することが可能になります。

 

つまり、営業型秘書というポジショニングです。

 

昼職で秘書をして活躍をしている元キャバ嬢の仕事の内容は、管理人の知る限り、上記のスキルを使った営業型秘書というポジションです。

 

■営業型秘書

 

営業型秘書というのは、いわゆる弁護士秘書・税理士秘書・経営コンサルタントの秘書といったいわゆる「先生」と呼ばれるポジションの人をサポートしていることが多いです。

 

例えば、こういった「先生」の重要な仕事は以下の3つです。

 

  1. クライアントとの信頼関係の構築
  2. クライアントからの課題点ヒアリング
  3. 課題点に対しての専門的なアドバイス

 

どうでしょう。

 

例えば、弁護士の先生がその専門性を発揮する上で一番重要なのは、3番に書いてある、課題点に対しての専門的なアドバイスです

 

これを行うには、多大な法律の知識が必要です。素人には到底できません。

 

しかし、1番と2番はどうでしょう。

 

いうまでもなく、夜の仕事はお客様との信頼関係を構築する仕事です。夜の世界は、可愛いだけで指名がもらえるほど甘い世界ではありません。

 

接客をする中で、お客様との信頼関係を構築しなければ、お客様に楽しんでもらうことなどできないのです。

 

また、2番のクライアントからの課題点のヒアリングも同じです。。自分の話したいことだけを話すキャバ嬢も夜の世界で生き残ることはできません。

 

夜の仕事で重要なことは、お客様の悩みや不安の聞き役になり、心の支えになることであり、それができる女性だからこそ、お客様に楽しい時間を提供することができるのです。

 

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お客様の悩みを先生に代わりヒアリングすることが営業型秘書には求められる。

専門的な知識が必要な本当に難しい問題は社長の出番です。ですがそういった多忙を極める社長を、ナイトワークで身に着けたスキルでサポートすることは可能です。

 

こういった、いわゆる先生と呼ばれる人の秘書が行なっているような仕事を社長秘書として行うことで、会社に貢献できる社長になることができます。

 

もちろん、働いていく中で、勉強をしていく必要はあります。今は、弁護士の資格だって夜間学校に通いながら得ることができる時代です。学ぶことに対しては真摯でなければいけません。

 

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専門的知識についても真摯に学ぶ必要がある。社会は必ず応援してくれる。

 

■まとめ

 

キャバ嬢を辞めて秘書に転職することは可能です。

 

しかし、その際、普通の秘書のように「ミスなく完璧に行うことをセールスポイントにする」ことはあまりお勧めできません。

 

なぜなら、そのスキルは減点方式の世界で役に立つスキルであり、ナイトワーク的ではないからです。

 

忙しい社長に代わり、お客様と信頼関係を構築し、不安点・問題点をヒアリングする。これがナイトワーク女性が秘書に転職するための、有効なストーリーの一つです。

 

もちろん、ミスなく、完璧に、ルーチンワークを行う。という仕事も秘書の仕事として重要であり、雇い主はこういった要素を求めている場合も多いです。

 

だから、秘書の仕事にエントリーする際は、どのような秘書なのかを確認しておく必要があります。ストーリーとして整合性が高いのはクライアントの不安をヒアリングして課題を解決する攻めの営業型の秘書です。

 

加点の世界のほうが、ナイトワーカーは輝くことができます。

 

※加筆。求人案件はあるにはあるので興味があるのでしたら、話を聞いてみるのもいいかもしれません。

 

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