No:25_キャバ嬢を辞めてIndeedコンサルタントに転職する。
仕事で大切なのは、お金もそうですが、真剣に打ち込めるかどうかです。経営者であっても、従業員であっても、いただいたお金以上の貢献をしない限り、常に他の誰かに代わられてしまう可能性があります。
大切なのは、何でもよいのでナンバーワンになることであり、オンリーワンになることです。これは、バイトでも派遣でも正社員でも、どんな仕事に従事する人でも同じです。
経営者でも従業員でも、競争から逃げることはできません。
こう書くと誤解を招いてしまいがちなのですが、究極的には会社からの評価というのはどうでもよいです。重要なのは、会社から評価されることではなく、世の中から評価をされることです。これを市場価値と言います。
このブログを見てくださっている人は、少なからず就職・転職に対して興味がある人かと思います。
つまり、夜の仕事を辞めて、昼の仕事に転職しようと考えていることと思います。そのためには、昼の仕事に転職した後でも活躍して社会に対して貢献していく必要があり、そのためには、夜の世界でトレーニングしてきた何らかのスキルが活用できる仕事に就く必要があります。
夜の世界で学べるスキルとして、共感力・傾聴力・コミュニケーション力などは有名ですが、もう一つ、差別化をするスキルというものが存在します。
そして、Indeedのコンサルタント、すなわち、転職・就職ビジネスの業界というのは、そういった、他と差別化するスキルを活かすことができる仕事のため、キャバ嬢が活躍できる業界あると言えます。
今回はこの、キャバ嬢がIndeedコンサルタントに転職して活躍する方法を検討・考察していきたいと思います。
■社会からの評価が重要
貴方は、今の職場で正しく評価されているでしょうか。もし、今の職場で自分は正しく評価されていないと思ったら転職をすることは全く問題ありません。
重要なのは、職場や会社からの評価ではなく世の中からの評価です。そして、世の中からの評価は確実に正しいです。これは絶対です。
貴方が自己評価だけが高く、世の中の役に立たない人材だとしたら、それはいけません。今の職場でもプライベートでも真摯に自分のスキルを磨く必要があります。
しかし、職場からの評価が社会の評価よりも低いもので、その職場が変わることがなさそうならば、貴方の方から職場を変える、仕事を変えることが絶対に必要です。
今は、職場を変える、仕事を変えることは当たり前の時代です。仕事を変えるにあたり、そういった転職にまつわる仕事の重要性は今後どんどん高まっていくでしょう。
そして、転職・就職ビジネスは今、大きな変革が発生しています。
■就職・転職ビジネスが変わります。
皆さんはIndeedのTVCMを見たことがあると思います。Indeedと書いてしまうと、特定の商標となってしまうため、一般名詞化すると、こういったサービスをメタサーチエンジンと言います。
インターネットで調べものをするとき、グーグルのような検索エンジンを利用するかと思いますが、検索ジャンルを特化した検索サービスと考えていただいて差し支えありません。
他の有名なものとして、ホテルの価格の検索に特化したサーチエンジンのトリバゴやトラベルコがあります。
※求人情報の検索に特化した検索サービス
※ホテルの空き室・料金検索に特化した検索サービス
人材を探している企業にとっては、どこの求人メディアでも乗せている情報は同じです。求人メディア屋さんにとって、今後は情報それ自体以外の価値を提供していくことが重要になってくるでしょう。
■給料が高くてもよい人材は雇えない。
まず、会社にとっては、そもそも、従業員に払える給与の限界値が存在します。
例えば、コンビニエンスストアの時給というのは、どこのコンビニでも大体同じです。すべての価格は市場価値で決まります。
これは、反対側、つまり人間を雇う会社にとっても同じことです。
全く同じ仕事ならば、月給20万円の仕事と、月給21万円の仕事ならば、21万円の仕事を選びます。しかし、会社としてこれ以上出せない金額というものも存在します。
マイケルポーターのマーケティング理論「競争の戦略」では、ビジネスのやり方は2つしかありません。
- 他の人と違うものを売る。
- 他の人と同じものを他の人より安く売る
これは、求人広告であっても同じです。給料の上限が決まっている以上、会社は楽しさであったり、仕事を通じての成長であったり、給料以外のものを従業員に与える必要があります。
だからこそ、会社の魅力をヒアリングし、その魅力を仕事を探している人に伝えることが必要で、そして、会社の魅力を伝えるという場面では、ナイトワーカーの競争戦略を活かすことができます。
■ナイトワーカーの競争戦略
夜のお店で売っているものは、お酒です。しかし、キャバ嬢はお酒を売っているわけではありません。キャバ嬢はお客様に対して、一緒にいることでの癒しであったり、楽しみであったり、明日への活力を売っているのです。
そして、そのサービスは同じお店であったとしても、同僚の女の子とは異なるものです。それでなければ、指名してもらうことはできません。
キャバクラの世界はどこまでも差別化されたサービスを提供するビジネスで、だからこそ、工夫次第で夜の世界で学んだことを昼の仕事に活かすことができるのです。
■ナイトワーカーが売っているもの。
×:お酒
〇:貴方にしか提供できない価値
ナイトワーカーがIndeedのコンサルタント。すなわち求人広告のコンサルタントになるために活かすべきは、まさに、ナイトワークで培った他のキャバ嬢と差別化するためのスキルです。
ナイトワークの世界は甘い世界ではありません。ナイトワークで数年にわたって生き残れているということは、貴方がお客様に対して、貴方でなければ提供できない価値を提供できているからです。
ビジネスの世界では、属人生は良くないということはよく言われています。しかし、属人性は必要だと管理人は考えます。
ビジネスの世界では、その会社にしかできない価値を提供しなくては生き残ることはできません。そういった世界で働いていく以上、貴方にしかできない価値を提供することができない人が生き残ることはできないでしょう。
※もちろん、いつでも代わりが効くコモデティ人材ならば話は別ですが。その仕事はいずれ機械に代替されてしまいます。
どんな、仕事でも他社との違い、他の人との違いを明確にしていかない限り、生き残ることはできないのです。
そういった意味で、貴方という人間がコアな価値であるナイトワークの世界で得られるものは多いです。
キャバ嬢として指名を得るためには、他のキャストには無い価値をお客様に提供する必要があります。
それでは、なぜ、貴方は指名を得ることができているのでしょうか。
その理由を分析してみてください。その理由は多くの企業にとってとても重要な価値になります。ナイトワークの世界でオンリーワンであるからこそ、貴方は指名を取ることができているのです。
ただ、何となく夜職で働いているという人はとても勿体ないです。
もちろん、全く新しい世界に転職をするのですから、沢山勉強する必要があります。
しかし、貴方が、ナイトワークの世界で身をもって覚えた「自分自身を差別化するスキル」は多くの場面で役に立ちます。
その一つが「求人内容」という仕事です。求人内容の世界では給料、すなわち値段で差別化を図るという戦略がとても難しいです。
だからこそ、給料での差別化が困難なIndeedコンサルタント/求人内容という仕事は、夜の世界、すなわち属人の世界で揉まれてきたナイトワーカーが活躍できる仕事だと言えます。
何となくキャバ嬢をするのではなく、なぜ自分が指名を取れているのか、指名を取るためにはどうすればよいか、毎日の中で考えて仕事をすることで、市場価値は大きく変わります。