キャバ嬢をやめたい人が読む話 | キャバ嬢の辞め方と昼職転職先リスト

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No:9_キャバ嬢を辞めて瞑想トレーナーに転職する。

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昨今のストレスの多い現代社、瞑想に注目が集まっている。というのも言い過ぎではないでしょう。

 

ビジネスとして見てみた場合、ストレスを抱えてる人のストレスを解消するということには大きな価値があります。

 

このことは、例えば、タバコ産業が、タバコという商品を使い現代人をリフレッシュさせていますし、寝具メーカーは布団や枕によって現代人をリフレッシュさせているのと本質的には同じです。

 

瞑想トレーナーという職業は広い意味でリフレッシュ産業であり、リフレッシュ産業のマーケットは非常に大きいです。

 

瞑想トレーナーという仕事は大きな発展性があるでしょう。

 

そして、この瞑想トレーナーという職業は、ナイトワークで鍛えられるコミュニケーションスキルやホスピタリティといった能力を活かすことができるため、ナイトワーカーにとって向いている仕事であると言えるでしょう。

 

今回は、そういった瞑想トレーナーとしてのキャリアを深掘りしていきましょう。

 

■そもそも瞑想とは。

 

修学旅行などでお寺にいき、座禅などを組んだことがある人も多いかと思います。

 

厳密には異なるかもしれないのですが、目を閉じて心を落ち着けることでリラックス効果が発生し、精神や肉体のパフォーマンスが向上していきます。

 

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リラックスによって人間のパフォーマンスは向上する。

この効果を得ることが瞑想をしようとする人のニーズであると、言えるのではないでしょうか。

 

つまり、瞑想トレーナーの仕事というは、受講者に対して、瞑想という手段で精神と肉体のパフォーマンス向上という価値を提供することであると解釈できます。

 

瞑想の手法自体は、古代から色々とあり、古代インドやキリスト教、日本の神道など、色々なルーツがありますが、どの手法であっても、ゴールに大きな違いは無いかと思います。

 

今はそれほど禁忌ではないかもしれないのですが、昔は水商売の世界では支持政党の話・野球チームの話・宗教の話はやってはいけないとされていました。

 

日本は、お彼岸・除夜の鐘・初詣・クリスマスなど、宗教行事が色々と根付いており、宗教に対して寛容な国ではありますが、それでも宗教色を強くしてしまうことはよくないことでしょう。

 

ヒンドゥー教の修行であるヨガや広く世の中に受け入れられたのは、宗教色を薄くしたことも原因の一つです。

 

参加に対して、敷居を上げてしまうとお客さんが逃げてしまいます。誰もが参加できるようにすることが、ビジネスを広げていくためには重要です。

 

■瞑想トレーナーになるために行うこと。

 

もちろん、やるべきことは、まずは瞑想トレーナーとしての専門性を高めることです。プロとして瞑想についてはしっかりと学習しておきましょう。

 

しかし、学習していく中で一番重要なのは、知識を誰よりも高めることではないかとも思います。

 

もちろん知識を誰よりも高めることは大切ですが、まず行うべきは、自分自身が瞑想を行い、瞑想は効果があると確信をすることでしょう。

 

どのような商品・サービスでもそうですが、自分自身が納得しているものをお勧めするとき、その言葉には力がこもります。

 

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自分が納得した商品・サービスを扱うとき、ビジネスに「心」が入る。

 

貴方自身、ナイトワークの世界で接客をするとき、自分の成績のためにお酒を売ることと、目の前のお客さんに楽しんでいただくために、お酒を売る時で、発する言葉の力の強さに違いが発生することを感じたことは無いでしょうか。

 

ある意味、オカルトと思う人もいるかもしれないのですが、何か物を売る時、自分の利益のために言う場合と、本当に相手のためを思って、相手に喜んでほしいから言うのとでは、言葉への心のこもり方が違います。

 

心から相手の為を思った言葉には、熱い想いが入るのです。

 

これは、多くの優れた営業職やコンサルタントが実践していることでもあります。自分がよいと思っていないものを売ることは非常に難しいです。

 

瞑想という科学的に完全に証明されたものではないものを扱うならば、なおさら、その商品・サービスのことを本当によいと思っているかどうかということが重要になるでしょう。

 

どれほど優秀な女優よりも、本気の素人の方が人を感動させるアクションができます。

 

瞑想のメソッド自体は複数あり、そのどれもが良いものかと思います。そのため、重要なことは自分がそのメソッドに対して納得できるかどうかだと言えるでしょう。

 

■瞑想トレーナーの稼ぎ方。

 

瞑想インストラクターのビジネスは、本質的にコーチビジネス・コンサルティングサービスです。そのため、稼ぎ方は以下の2点しかありません。

 

 

・自分自身で教える

※受講者へ瞑想を教える。この場合、個別指導でも集団指導でもどちらでもよい。

 

・自分以外が教える

※自分のメソッドが入った本やDVDを販売する。

 

 

 

インストラクターとして実績が無いうちは、必然的に「自分自身で教える」を選択するしかないでしょう。

 

選択肢が少なく難しそうに思えますが、何をすればよいかが明確になるので、その意味では簡単であるとも言えます。

 

※もちろん、youtubeに動画を投稿することで、ある意味、いきなり「自分以外が教える」のステージに行くことは可能です。しかし、素人が動画を投稿しても大きな反響は無いでしょう。もし、あるとしたらそれはyoutuberとしてのビジネスモデルになります。

 

自分以外が教える場合は、複製を無限に作ることができます。

 

無限に複製が作れるということは、必然的に安売り競争になり利益率が下がります。また、基本的にミュージシャンと同じビジネスモデルですので、映像を見てもらったあと、そこからどのように課金に繋いでいくかがKSFとなることでしょう。

 

※KSF(key success factorの略。成功するために必要なことのこと)

 

このように考えた場合、重要なことは客単価を上げることです。

 

そして、客単価の高低は顧客が得られるメリットに比例します。顧客が大きなメリットを得ることができれば、単価を高く設定することができます。

 

例えば、お客様が瞑想トレーニングを受けて、なんとなく気持ちがよくなった。という場合と、経営者が瞑想トレーニングを受けて会社の業績が上がった。もしくは、従業員全員に瞑想トレーニングを受けさせてて、会社の業績が大きく良くなったという場合、どのやり方が一番、メリットがあるでしょうか。言うまでもなく、会社の研修として導入され、会社の業績がよくなった場合のほうが大きなお金を稼ぐことができます。

 

■例:瞑想トレーニングの結果

 

△:何となく気持ちがよかった。

〇:会社の業績が上がった。

 

※利益に直結するほうが、瞑想トレーニングの価格も上げやすい。

 

 

何故なら、利益のリターンがあることは”投資”だからです。世の中は投資に対しては費用を投じますが、浪費に対しては費用は投じにくいです。

 

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明確なリターンがあるビジネスは顧客からの支持を得やすい。

 

瞑想インストラクターとして大きく成功するかどうかは、お客様に対して、どんな価値を提供できるかどうかにかかっています。

 

もちろん、ここに書いた例よりも、もっとうまい例があるかもしれません。

 

例えば、重度のうつ病が感知するのような、メンタルヘルスの分野に切り込むことができたら、さらにマーケットは広がるでしょう。

 

■瞑想トレーナーが検討すべきこと。

 

瞑想インストラクターは結局の所、インストラクタービジネスです。そのため、ビジネスモデル自体は単純です。

 

お客様に教えてお客様に満足していただく本質的にはこれ以上のことはありません。

 

だからこそ、「お客様がどのうな効果を得られるか。」ということを明確にすることが必要でしょう。

 

曖昧な価値よりも、具体的な価値を売ったほうが、世の中に気づいてもらいやすいです。

 

健康なのか、集中力UPなのか、美容なのか、恋人ができるのか、ビジネスの業績向上なのか。お客様が得られるものの種類によって、売上は大きく異なります。

 

インストラクターやトレーナーの仕事は夜の世界で身に着けたコミュニケーションの能力をそのまま活用することができます。

 

そのため、瞑想トレーナーとして活躍するにはこのようなビジネスモデル戦略を明確にすることが非常に重要です。

 

 伝統的に培われたきた、昔からある価値に、貴方という人間が加わることで、新たなイノベーションを起こすことができるでしょう。