キャバ嬢をやめたい人が読む話 | キャバ嬢の辞め方と昼職転職先リスト

キャリアカウンセラーがキャバ嬢の退職方法、辞め方、ネクストキャリアの候補先をまとめています。

No:16_キャバ嬢を辞めて大和撫子養成講師に転職する。

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仕事をしていく上で特に考えなければいけないのが、自分自身が創造した価値を、それが必要な人に届けるということです。

 

価値のクリエイターである貴方が生み出した価値がどれほど素晴らしかろうと、その価値を欲しがっている人に届けなければビジネスとしては意味がありません。

 

日本国内で普通の水道水は売れませんが、砂漠の国ならば、日本の水道の水は高値で売れます。この国の水道水は美味しいです。

 

価値を創り上げることと同じく、その価値を欲している人を探すことというのも非常に重要です。このようなことを総称してマーケティングといいます。

 

つまり、ビジネスを進めていく上では以下の2つを常に意識していくことが必要です。

 

  • 価値を創造する

※貴方が介在したことによって生まれた価値。メルカリなどのマッチングビジネスの場合は手軽さなどがこれにあたる。

 

  • 価値を届ける

※貴方が作り上げた価値を、それを欲している人に対して届けること。マーケティング

 

 

自動車整備士という仕事

 

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自動車を使うならば、整備するというニーズが必ず発生する。

自動車整備士と聞いて、どのような仕事を思い浮かべるでしょうか。

 

所謂ブルーカラーで、あまり稼げない仕事のように考える人もいるかもしれません。

 

しかし、自動車整備に必要な知識・スキルというのは非常に高度なスキルです。もし、そのスキルをもってしても稼げないというのならば、それは需要に対して、供給が多すぎるからです

 

例外は当然あるかとも思いますが、基本的に物事の価格は需要と供給のバランスで決まります。

 

※最近の例だと歯医者や弁護士が、需要に対して供給が多すぎる例だ。昔は弁護士であるだけで稼ぐことができましたが現在は弁護士であるというだけでは稼ぐことはできません。このトピックはいつか書こうと思います。

 

話を自動車整備士に戻そう。貴方が自動車整備士で日本で稼ぐことができないとしたらどうすればよいでしょうか。答えは簡単で、海外に行けばよいのです。

 

以下の図は各国のウィキペディアからお借りした自動車生産台数の図ですが、自動車を作ることができる国というのは意外に少ないです。ぱっと見ですが、例えばオーストラリアは極めて少なくなっています。

 

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自動車を作れる国は意外と少ない。自動車は世界中で走っているのに、だ。

小中学校の時、オーストラリアのALT(英語の先生)に教わったことがある人も多いと思いますが、オーストラリアは英語の国です。

 

フランス語やドイツ語はハードルが高いですが、英語ならギリギリできる人も多いでしょう。

 

ここから、日本という車の国で磨かれた高いスキルを持つ自動車整備士が、オーストラリアで高い給料で活躍しているのでは?という仮説が立ちます。

 

※もちろんビザの問題など色々とあると思うので実際にはわかりません。

 

自分のスキルに多少の英語力を加えることで、需要と供給のギャップを狙うことができます。

 

では、貴方が持っているスキルとは何でしょう。

 

キャバ嬢が持っているスキルは、コミュ力・傾聴力・ホスピタリティといったものがありますが、この文章をここまで読むことができたということは、日本語がネイティブレベルであり、そして、おそらく日本文化に深く精通しているということも言えます。

 

※余談ですが、この日本語ネイティブレベルというのは、海外の人材マーケットではかなりレアリティが高く、高値が付くスキルです。

 

前置きが長くなりましたが、今回の大和撫子養成講師とは、この「日本人である」ということを、キャバ嬢の基本スキルと併せて活用するという仕事です。

 

大和撫子養成講師とは

 

大和撫子養成講師を簡単にいうと、日本文化を知らない外国人に日本文化を教える仕事です。

 

教えるという要素を絡めることでナイトワークでトレーニングされるコミュニケーションスキルなどを活用することができます。

 

そのため、ナイトワーカーであるというメリットを大きく活かすことができます。

 

しかし、今回はこれをさらに深掘りしていきたいですね。

 

また、一般的に日本文化のカルチャースクールで行われてい茶道や華道、といったことは、それだけで非常に習得が難しい分野であるため、ここで勝負するのはビジネス的に良い手ではありません。

 

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茶道や華道といったいわゆる「日本の文化」は習得が非常に難しい。

どのようにすれば、日本文化を教えるという点で、ナイトワーカーであることのメリットを活かし、競合となるサービスに勝ち、ビジネスとして成立させていくことができるかということにフォーカスしてビジネスモデルを深掘りしていきましょう。

 

■日本文化を教わる外国人のニーズ

 

全てのビジネスにおいて重要なのは、相手の立場に立って考えることです。これをマーケティング用語的にはペルソナマーケティングと言ったりします。具体的なあの人を思い浮かべることで、貴方がビジネスとして何をすればよいかは自然と見えてきます。

 

貴方が外国人に日本文化を教えることで、その外国の人はどのようなメリットがあるでしょうか。外国の人の受け取るメリットは何か?それを考えることでビジネスが見えてきます。

 

カルチャースクールのように曖昧な価値であっても、もちろん大丈夫です。しかし、本ブログでは、より具体的でわかりやすい成果を追求していきましょう。

 

その具体的なメリットの例が国際結婚のマーケットです。

 

現在、婚相談所市場では、海外、主に中国・ベトナムインドネシア・タイ・スリランカバングラディシュなどから”日本人男性”と国際結婚をしたいという女性を探してくるという手法があります。

 

しかし、国際結婚はハードルが高いです。異なる環境で生きてきた人間同士が一緒に暮らすことには、いくつものハードルを越える必要があります。

 

そして、だからこそ、ここには明確にニーズが存在します。そういった外国人女性に対して、日本の文化を教えて、日本の生活に着陸させるというニーズです。

 

このビジネスモデルは、ともすると人身売買のように、社会的な批判を受けそうなビジネスモデルではありますが、そんなことはありません。

 

事実、管理人の周りでは幸せそうな生活をしている人が多いです。

 

色々な壁は確かにあるでしょうが、いろいろと乗り越えていくという過程で夫婦の絆・家族の絆は深まっていくということなのでしょう。

 

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アジア圏の女性にとって、日本人男性は優しくて、ちゃんと働くというイメージを持っている人は少なからず存在する。

案外、日本の男性は捨てたもんではありません。実際、日本の男性は優しいという声は外国人女性からよく聞きます。

 

大和撫子養成講師の仕事

 

大和撫子養成講師のスキームを定義すると、日本人男性と結婚したい、という外国人女性に対して、結婚力を上げるトレーニングをして、日本人男性に支持される女性に変革させていくというビジネスです。

 

新しい時代に求められる非常にグローバルなビジネスでしょう

 

そして、この場合、講師自身が茶道や華道のスペシャリストである必要はありません。そして、何よりナイトワークで培った日本人男性にモテるためのノウハウを存分に活用することができます。

 

ナイトワークの仕事をすることで、どうすれば男性に対して好感を抱いてもらうことができるか、という経験は沢山積むことができます。

 

それを、外国人女性に対してレクチャーしていくことは彼女らにとってとても大切な貢献でしょう。

 

男心をつかむためには家庭料理とはよく言われますが、それも、そんなに難しいものでなくてもよいでしょう。リンゴの皮が包丁で剥けるぐらいでも十分。いや、さすがにもう少し作れたほうがいいかもしれませんが・・・。

 

いずれにせよ、それほど難しいことではない。

 

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男女共働きの時代だが、奥さんに料理を作ってもらうと嬉しいというのはいつの時代でも当てはまるだろう。

外国人女性が受け取る価値も明確であり、その分、簡単です。目指すゴールは日本人男性との結婚と、結婚後の幸せな人生です。

 

貴方の仕事は、外国人女性とパートナーである日本人男性が幸せな生活を送っていくことをプロデュースすること。

 

大和撫子養成講師の仕事は新しい時代に求められるグローバルな仕事世界に対して貢献できる仕事と言えるでしょう。