キャバ嬢をやめたい人が読む話 | キャバ嬢の辞め方と昼職転職先リスト

キャリアカウンセラーがキャバ嬢の退職方法、辞め方、ネクストキャリアの候補先をまとめています。

No:21_キャバ嬢を辞めて投資用不動産業に転職する。

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ナイトワーカーが昼職に転職する際には、ナイトワークで培ったコミュニケーション能力を活用できる仕事を探すことが鉄板です。

 

自分の能力を客観的に分析し、どのような仕事ならば活躍ができるか。を明確にすることで、自分自身のネクストキャリアに対してある程度の見通しを立てることができるでしょう。

 

これは、英語の得意な帰国子女が、英語を使う仕事に就いたり、法律を学んだ法学部の学生が法律職で働くことと、本質的に同じです。

 

社会に何らかの貢献ができる人だけが、ビジネスの世界に入っていくことができます。

 

だからこそ、自分が活躍できること、貢献できることは何か?と自己分析を行う必要があり、その特技を実際に活かすことができる仕事を探していく必要があります。

 

ナイトワーカーの基本スキルとして、特筆できるのは以下の3つです。

  • コミュニケーションスキル
  • 傾聴力・共感力
  • 地頭

 

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コミュニケーション・傾聴・共感は非常に重要かつ有益だ

 

自分には大した学歴が無いので頭が悪い。と考えている人もいるかもしれないのですが、それは違います。地頭がかなり高くないと、夜の世界で何年も生き残ることができません。

 

夜の世界は、可愛いだけ、若いだけで、生き残れるほど甘い世界ではないのです。

 

そして、もう一つの重要なことは、自分が苦手な分野を知っておくこと。そして、苦手な所ではなるべく勝負をしないとことです。

 

もちろん、学生時代に「苦手分野は克服しましょう。」と教わったことがある人も多いと思います。もちろん、当然、苦手は克服したほうがよいという考え方もあります。

 

しかし、苦手の克服はいきなり最初に行うのではなく、やりながら徐々に行っていけばよい。と私は考えます。

 

フェイスブックの創業者のマーク=ザッカーバーグの有名な言葉にDone is better than perfect.(完璧よりも、やってみたほうがよい。)という言葉があります。

 

もちろん、明らかに失敗をする行動はダメです。しかし、精密な青写真よりも、まず行動してみるということが重要だという考えもあります。

 

現状に漠然とした不安を感じているならば、まずは行動することが大切です。

 

その上で、キャバ嬢がネクストキャリアを探す際に、知っておくべき事実は新卒ではないので「ある程度の即戦力性が求められる」ということです。

 

入社後、すぐに活躍する必要がある。これがナイトワーカーが昼職に転職した際に、社会から求められることです。

 

そのためには、当然ながら、すぐに活躍できる可能性の高い仕事を探す必要があるということまで考えておく必要があります。

 

その上で、今回のテーマの投資用不動産業界というのは、すぐに活躍できる可能性が非常に高い鉄板の業界です。

 

今回はナイトワーカーが不動産(投資用)に転職するメリットや整合性について、考察をしていきたいと思います。

 

■投資用不動産屋とは。

皆さんが今住んでいる家は、持ち家でしょうか、それとも、賃貸でしょうか。賃貸ならば大家さんがいるはずです。貴方が家に住んでくれている限り、大家さんは働かなくとも毎月、家賃収入が入ってきます。

 

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大家さんは働かなくとも家賃収入を得られる。

 

投資用不動産屋さんのお客さんというのは、大家さんになって家賃収入を得たいという人達です。

 

投資用不動産屋さんのお仕事は、大家さんになりたい人を探して、その人に家に対して投資をしてもらう。というのがメインになります。

 

投資というからには金融の知識であったり、利率の計算であったり、細かい数字を扱うビジネスのように感じるので、難しい。と思う人がいるかもしれません。

 

確かに、それは難しいです。しかし、それは誰か別な人にやってもらうことが可能な仕事でもあります。それこそ、コンピューターが計算する場合もあるかもしれません。

 

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分析はコンピューターや専門家に依頼ができる


何故こんなことが可能かというと、それは、個人に合わせてのカスタマイズがあまり必要がないからです。

 

これが、他の金融系、例えば保険業界だと、複雑さが一気に増えます。なぜなら、保険の場合は、家族の有無・現在の健康状態・今後のライフプランなど、様々な状態を想定し、必要な分を個別にカスタマイズをしていく必要があるからです。

 

保険業

※お客様の人生のリスクについての知識が必要。お客様は多種多様かつ、初めて会うかた。

 

・投資用不動産業

※その物件のリスクとリターンについての知識が必要。物件の種類は上限があり、事前に調べておくことが可能。

 

もちろん、投資不動産の世界でもそういった個別カスタマイズは必要です。しかし、一番のポイントは、個別カスタマイズの精度ではおそらくないでしょう。

 

何故なら、お金をかけるかどうかを判断する対象は、そこにある「家」なので、お客様「自身」ではないからです。

 

そして、その「家」に対して、どのように投資すれば、どのようなリスクとリターンがあるかは、事前に調査することが可能です。コンピューターに手伝ってもらうことも可能です。

 

■お客さんは信用できる「人」に依頼する。

 

前述の通り、投資用不動産の世界で活躍するために必要なことは、卓越した知識そのものではありません。無責任かもしれないですが、その物件に投資して、儲かるかどうかは本質的には誰もわからないからです。

 

未来のことは、誰にも分りません。

 

もちろん、プロがしっかりと調査をすることで、素人よりかは高い成功確率で行うことはできます。しかし、絶対に100%になることはありません。未来の予知、すなわちラプラスの魔物の存在は現代物理学によって否定されています。

 

では、お客さんは何を判断軸にして、投資する/しないを決めるだろう。それは言うまでもなく「人」です。

 

投資不動産は究極的には、売っている商品に差はありません。しかし、優秀な投資不動産業の人とそうでない人には非常な差が発生します。

 

何故でしょうか。

 

それは、その人の「信頼」の差です。

 

だからこそ、どのようにすればお客様との間に「信頼」を構築することができるかに集中することが、昼職デビューの際に必要になってきます。

 

これも、本質的には、夜のお店で、少しでも目の前のお客様に楽しんでもらおう。と考えて接客をしてきた経験を存分に活かすことができます。

 

 

■どんな人が信頼されるのか。

 

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夜職も昼職も、信頼される人になることが、何より重要。

とある超優秀な投資不動産会社の人のお話によると、信頼関係構築のポイントは、リスクをきちんと説明することだそうです。

 

儲けるための投資商品を売っているのに「リスク」、つまり儲からない理由を言ってしまうことは、自社の売上を上げるという点において、逆効果のような気がします。

 

しかし、リスクをちゃんと説明するからこそ、お客様は納得してその商品を買ってくださるので、長期のリピーターを獲得することができるとのことでした。

 

これは、ナイトワークの世界であっても本質的には同じです。

 

今日の売上だけを考えるなら、徹底的に酔いつぶれるまで、飲ませたほうがいいかもしれません。しかし、そのお客様は二度と来てくださらないでしょう。

 

適度に楽しんでいただいて、また来店していただく。お客様と高度な信頼関係を構築して、リピーター顧客を獲得していくことは夜職で生き残るための必須スキルです。

 

こういったナイトワークで培った各種のスキルの本質を理解し、スライドしていくことでお客様に喜んでいただける投資不動産業界のビジネスパーソンに成長していくことができます。

 

本質を学び取り、応用することで、キャバ嬢のネクストキャリアは大きく広げることができるのです。